概要
SCP-011-JとはオブジェクトクラスがEuclid(どこにいるかわからないからね!どこにいったんだ?)の可愛い赤ちゃんである。
このSCPの収容プロトコルはなんとシンプル。
SCP-011-Jを我々が目撃した際は、必ず高めの声と各語はっきりとした発音の言葉によってその事実を明言しなければなりません。SCP-011-Jの消失を目撃した者も同様の反応をする必要があります。
つまりSCP-011-Jに遭遇した場合高めの声と各語はっきりとした発音の言葉によってその事実を明言しなければならないと言うシンプルなものである。
解説
SCP-011-Jはジョーンズ博士の6ヵ月の息子。
異常性は観察者が手、または近くの家具を用いて彼ら自身の視界を遮ったとき(いわゆる「いないいなあばぁ」)に消失する異常性を持っていて再び目視がなされるとSCP-011-Jは再出現し、観察者はとても驚き、そして安堵する。
…マジでこれだけである。
テストログ
テストログではSCP-011-Jとジョーンズ博士が遊ぶ様子が描かれており
ジョーンズ博士: SCP-011-Jはどこだ? みいつけた!
SCP-011-Jはどこだ? みいつけた!
SCP-011-Jはどこだ? みいつけた!
SCP-011-Jはどこだ? みいつけた!
SCP-011-Jはどこだ? みいつけた!
坊やはどこへ行ったんだ!? 坊やはどこだ?
鼻を取ったぞ!
(ジョーンズ博士は親指を中指と人差し指の間に挟み、SCP-011-Jの鼻を取った振りをする)
坊やは何をしてるんだ? 何をしてるんだ!?
そのちっちゃなあんよを食べちゃうぞ! 食べてやる!
(SCP-011-Jは食べる真似に肯定的な反応を返した。マゾヒズム的傾向がうかがわれる。)
結論: SCP-011-Jは異常に愛らしい。
なんとも親バカな博士である。
そして補遺では 「ジョーンズ博士は労働時間をうんと減らし始め、父親育休を取得するように!SCP報告書は普通の人がどう赤ん坊とふれあうかじゃないんだぞ、マジ頼むよ…」と言う財団からの素敵なセリフが書かれている。