ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

セキュリティクリアランス確認


警告:あなたがアクセスしようとしている内容は


高度機密


に分類されています。

クリアランスレベルが不足している職員のアクセスは禁止されています。

違反者は監視され、不正なアクセスを試みた場合、即座に終了されます

















!編集



アイテム番号:SCP-CN-048


オブジェクトクラス:GIF89ad


特別収容プロトコル:P寚垐執垔JJJ膛咺D圧TL乔切IM刜 忏叵弹屍舶N)*)))kJJ宒d(&▕婟鏁kkk憪I矛啂*,跎�.骀鍱3djU迦媕cQJl()f贲ぃFwy霆垑噋p$)铐恣 蜈�+湀m棖惐KL谮诎+-趱�珴惽BBAF98藼i


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[データ破損]


[データ破損]


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[データ破損]


我々は間違っていた


[データ破損]


誰が[データ破損]を覚えていようか

誰が[データ破損]

確保、収容、保護。


[データ破損]


これを削除してくれ

削除してくれ

読むな……

削除してくれ


[データ破損]


収容失敗




















第38版編集

気をつけてください。








SCP-CN-048とは、怪奇創作サイト「SCP_Foundation」に登録されているオブジェクト(怪異)の一つであり、その中の中国支部の作品である。

・・・・・・えっと、さっきのは荒らしでも無ければご使用のPCが破損した訳でも無く実際にwikiにある報告書です。

実はこの報告書、幾度も改訂されておりこれから紹介するのは最新の第38版です。

以下がその報告書であり、太字の部分は報告書では取り消し部分になってます。

余談だが、概要にあった「撞着」とは、『辻褄が合わない事』という意味です。


アイテム番号:SCP-CN-048


オブジェクトクラス:Keter


特別収容プロトコル:SCP-CN-048を説明する文献は財団の最高権限により、データ書庫の最深部に配置されています。該当文献は削除できず、また文献を削除しようとする行為は禁じられています。文献を削除するあらゆる試みは、[データ削除]を招きました。財団は[データ破損]した職員を排除しなければなりません。当オブジェクトがもたらす行為については、現在、回避に成功できていません。もし回避に成功した場合、理論的にはオブジェクトを完全に収容することが可能になるとされています。オブジェクトを発見して以後、財団はオブジェクトについて記述する以上の収容行為を禁じています。当文献を閲覧する職員は同時に2名を超えてはなりません。さもなければ[データ削除]を引き起こすことになります。オブジェクトに対する記憶除去等の実験も禁止されるべきです。かつてオブジェクトに適用されていたアンニュイ・プロトコル”人類の光明(The light of mankind)”は現在、全面的に廃止されています。関係職員はDクラス記憶処理を受け、財団付属の療養施設に移送された後、少なくとも3名のエージェントによって、記憶処理の経過を監視されます。記憶回復の兆候が見られた場合は、即座に二次記憶処理が実施され、必要があれば[特殊クリアランス専用情報]。


説明:SCP-CN-048は高度なミーム的脅威を孕んだ、ある異常現象を説明した文献です。現在、レベル5未満の職員は当文献にアクセスできません。いかなる人物特定の非レベル5職員が閲覧しても、オブジェクトの収容プロトコルは破綻します。その場合、財団の緊急対応プラン[特殊クリアランス専用情報][特殊クリアランス専用情報][特殊クリアランス専用情報]が自動的に発動することになっています。注意すべきことに、当文献の異常特性は、財団のデータ書庫の中で出来るだけ長く存在し、不定な時期に収容違反を起こすことに発揮されます。現在の収容プロトコルでは、オブジェクトを最長で21██年██月█日まで収容することが可能です。これは、現在の収容プロトコルがある程度の堅牢さを保持していることを意味します。



要約すると、次の通り


特別収容プロトコル

1:SCP-CN-048を説明する文献は財団の最高権限により、データ書庫の最深部に配置

2:該当文献は削除不可&削除行為の禁止

3:このSCPの行為を回避出来れば理論的には完全収容が可能ただし回避は現在まで成功してない。

4:オブジェクト発見以後、財団はオブジェクトに関しての記述以外の収容行為の禁止

5:文献の閲覧は同時に2人を超えてはいけない。

6:オブジェクトに対しての記憶除去等の実験も禁止。

7:かつてオブジェクトに適用されていたアンニュイ・プロトコル”人類の光明”の全面廃止

8:プロトコル関係職員はDクラス記憶処理を受け、財団付属の療養施設に移送された後、少なくとも3名のエージェントによって、記憶処理の経過を監視。記憶回復の兆候が見られた場合は、即座に二次記憶処理が実施され、必要があれば[特殊クリアランス専用情報]。


以上である。


プロトコルから察するに情報系のオブジェクトであり、知る事自体が重大な危険性を及ぼすオブジェクトだと思われる

しかも財団の最終手段といえるアンニュイ・プロトコルを実行、それが現在では全面廃止という状況が重大さを更に強調している。


次はオブジェクトの説明で、要約すると

1:SCP-CN-048は高度なミーム的脅威を孕んだ、ある異常現象を説明した文献

2:現在、レベル5未満の職員は当文献にアクセス不可能。

3:特定の非レベル5職員が閲覧しても、オブジェクトの収容プロトコルは破綻

4:その場合、財団の緊急対応プラン[特殊クリアランス専用情報][特殊クリアランス専用情報][特殊クリアランス専用情報]が自動的に発動することになっている。

5:当文献の異常特性は、財団のデータ書庫の中で出来るだけ長く存在し、不定な時期に収容違反を起こすことに発揮される。

6:現在の収容プロトコルでは、オブジェクトを最長で21██年██月█日まで収容することが可能。


以上である。

一番注目する点は、3の特定の人物が閲覧した瞬間に特別収容プロトコルは破綻という点である。

只でさえ不定期に収容違反を起こすのに特定の人物が見た瞬間に収容違反である、しかもその人物はレベル5職員では無いにもかかわらず閲覧が出来てしまうという不可解な部分もある。


しかし、報告書には何一つとしてその理由が明かされて無いのだ。


最後に、補遺を記載


補遺:

ここまで来たのなら、お前はもう気づいただろう。あいつの収容は失敗した。そうだ。お前は……

あいつを解き放った。

詰まる所、お前は大変な事をやってくれた。

お前は永遠に、罪人として咎められるだろう。

お前があいつを見つけて以来

私は

私はいついかなる時でも、このドキュメントにアクセスすることになっている。

だが、私はもう行かなければならない。

次はお前の番だ。

窓の外の喧騒は、ようやく静かになりはじめた。

私はそろそろ、自分ができる最後の一仕事をしなければならない。再起をかけて。

これはあいつを、生かし続けることでもある。

あいつはそういうものなのだ。収容を突破しても、またすぐ収容される。

あいつはあいつを収容する場所が欲しいんだ。あいつを収容し続けられる場所をな。

収容されなければ、あいつは生きていけなくなる。あいつを収容しようとする試みは、将来の[データ削除]を招く。

次はお前の番だ。あいつの影響から抜けられる時間は、そう多くない。母親を見に行ったらどうだ?私は母が恋しい。

もうすぐお前は、人類の戦犯として生きることになるのだから……

お前ができるのは、このドキュメントの最後の更新だ。書くも書かないも、お前の自由だ。

さようなら、私。

私はやりたくない……

私はやりたくないんだ……

sjdjdhwuxhbdwjkshx

削除sjcbwuajxdneicjsjwj

反抗sicjejもうよせsjdhehchsh

あいつは、あいつは生きたいと言った。


jziohdfoihafoありがとう、私を生かしてくれて。aoiushdohf








報告書は以上である。



「結局、この SCPは何なんだよ!!」だって? 報告書には何も書いてないから分かりません。

まぁ、書いてないのはあくまで『第38版』にであって、実はこの SCPの正体が記載されている過去の報告書が存在しているのだ。

その報告書を紹介する前に、先程の補遺には3人の人物が登場していて下記に紹介を


「私」:第38版報告書の補遺を編集した人

「あいつ」: SCPオブジェクト

「お前」:【人類の戦犯】と呼ばれる程の致命的な行為を行った人


それを踏まえて下記の編集履歴を


編集者
第37版お前
第36版お前
第35版お前
第34版お前
第33版お前
第32版お前
第31版お前
データ破損お前
データ破損お前
データ破損お前
データ破損データ破損
第10版お前
罪人罪人!
罪人罪人罪人罪人
第7版お前
開けるなお前
第5版お前
第4版お前
第3版お前
第2版お前
第1版お前



なにこれこわい(この編集履歴もwikiにあります)






では、この SCPの正体が分かる第1版を紹介します










第1版編集

どうか、気をつけてください。

気を付けて

気を付けて

最後の収容になるよう、気を付けて



アイテム番号:SCP-CN-048

オブジェクトクラス:Explained

特別収容プロトコル:N/A(データ無し、正確には「説明や定義が不可能」)

説明:N/A


報告書自体はこれだけだが、この報告書には脚注があり、その脚注にこの SCPの正体が記載されている。

全て記載すると長くなるので説明をしていきます。

脚注はある人物の懺悔の告白という形で記載されている。


財団の仕事はSCPオブジェクトを探し、そして確保し、収容し、保護すること。

成功することもあれば、失敗することもある。失敗したら次の手段を探して実行し、収容する。

それだけのことなのだ。


ある日、一人の天才(もとい間抜け)が奇想天外な提案をした。

「SCPには概念系のオブジェクトもあるから、【収容失敗】という概念を SCPオブジェクトとして収容すれば収容違反が起こらなくなるのでは?」



冷静に考えればトチ狂ってるとしか言いようが無い提案である。


そもそも概念系オブジェクトと言っても、それは要するに情報そのもの、いわばミーマチックエフェクトであることが大半だ。

「収容に失敗する」とは文字通りの概念。「これはこういうものだ」と定義する基本的な情報そのものであり、しかも定義先はただの事象。そんなもの収容できるはずが無い。


だが、よせばいいのに財団はこのトチ狂った提案を実行しようと様々な実験を行った

その結果・・・・・出来てしまった。

なんと【収容失敗】は収容出来たのだ。

記憶処理によってその概念を忘れ去ることで、一定の成果が見られた。

だが、本来ならこの時点で止めるべきだった。

財団の理念、存在意義は確保・収容・保護。

そしてその天才(もとい大馬鹿野朗)の提案がO5評議会の耳に届いた。

そしてO5の許可のもと、「収容に失敗する」という概念を忘れ去るためのFクラス記憶処理・タイプIIIの開発が始まった。


捕らえた要注意団体のスパイをモルモット代わりにして実験は進み、そしてそれは成功した。

そして、一つのサイトにて「収容に失敗する」という概念を忘れ去る実験が行われた。


結果・・・・・・成功してしまった。


そのサイトから【収容失敗】という概念は消えてなくなった。

そして本当に、収容違反が一件も起きなくなったのだ。


【収容失敗】という概念が消えたことにより、収容違反はなくなった。

いかなるオブジェクトも、ひとたび収容されればそれっきりになる。

そう、『収容するという体裁』さえ整っていればいい。

ケージが一つあれば、凶悪な生物だろうがミームだろうが認識災害だろうが情報災害関係ないのだ。


この試みはアンニュイ・プロトコル“人類の光明”と名付けられた。

味を占めた財団は、財団職員全てに、収容サイトすべてに同様の処置を施した。

かくして、財団から【収容失敗】という概念はなくなった。




この時、財団はまだ気づいていなかった。全て間違っていた事に




この概念を収容するというアイデアを持ち出した天才(もとい愚か者)=この脚注を書いていた職員は、ある時自身のパソコンに、クリアランスレベル5を要求するファイルが開かれていることに気づいた。

無意識のうちにそれを閲覧した職員は、その中に記されていた【収容失敗】という概念を見て、認識してしまった。


そしてその瞬間、全ては終わった。


【収容失敗】という概念は、「収容されている」という前提がないと成立しない。

いつからそうだったのかは不明だが、【収容失敗】という概念は、自らを維持するために「収容されている」という前提を作ろうとした。

【収容失敗】という概念は、収容されることで存在が確立する。その存在意義はまさに読んで字の如く、「収容失敗=収容違反を起こす」ことにのみ帰結する。


突破されることのない「収容」の定義に頼りきりになり、ずさん極まる管理体制で運営されていた財団。

まるで役にも立たないゲージのみで「収容」されていたオブジェクトが、一斉に収容違反したらどうなるか?


考えるまでも無く全て終わったのである。




だが、そうは問屋がおろさなかった。

【収容失敗】という概念は、「収容すべき、そして収容を突破すべき何か」「それを収容する誰か」がないと成立しない。

この概念は最後の職員に取り付き、脚注を書かせた。

自らの存在を、再起動された世界において誰かに認識させるために。







そして、同じことが何度も何度も繰り返されたのだ。









先程の第38版、これを書いたのは直前の世界における、最初の世界でこの概念を収容させた天才(もといアホ)である。

ただし、この概念=SCP-CN-048について記述した文書は、そのまま【収容失敗】という概念を解放するトリガーとなる。

そしてそれを引き起こすのは、いつも一人、同じ人物である。


要するに、この報告書が読まれることによって、その概念は解き放たれ、終末がやってくるのだ。         またこのパターンかい。


ともかくこの概念、【収容失敗】は自らの存在を維持しようとする。

収容され、それが失敗するというサイクルを繰り返すことによって。

そのためだけに、都合38回も世界を再起動している。この概念自体は「収容が失敗する」、それだけのもの。終末は、それに付随して解放されたSCPオブジェクトが暴れ回って引き起こしたに過ぎない。


世界が終わったら収容を行う役目がいなくなる。

だから世界を再起動しているのだ。


要約すると


1:財団が【収容失敗】という概念を収容しました

2:その概念自体が収容違反したので、【収容失敗】という概念がいきなり出現しました

3:収容違反が一斉に起きて世界が滅茶苦茶になりました

4:財団もなくなったので収容が出来なくなりました

5:収容が出来なくなったので「収容に失敗する」ことも出来なくなりました

6:【収容失敗】にとってそれは困るから自らの存在を維持するため、取りついた誰かに世界を再起動させました

7:肝心要のSCP-CN-048についてのドキュメントが削除できない=【収容失敗】を収容しようとして逆効果になった、という事実を隠ぺいしきれないため、何回再起動してもこの概念が自らを維持するための「収容と収容失敗」が繰り返されてます。



要はこの概念、収容なんて最初から試みなければよかったのだ。

ただでさえ現在進行形で絶賛収容違反しているSCPオブジェクトもあるのだ。

いらんことにそれを示す概念を収容してしまったばっかりに、「収容に失敗する」概念は自らを維持しようと、己の収容を突破。結果、付随する形で大量のオブジェクトが収容違反してしまい、結果K-クラスシナリオで滅亡。

しかし、収容が出来なければ失敗は出来ない。そのため、残った職員、最初にこれを言い出したアホに取りつき、世界の再起動と収容失敗を繰り返しているのである。


最初の最初、「収容失敗の概念を収容して完璧にしようと思ったら、そいつ自体が収容違反して滅びました」という経緯を示したドキュメントが削除できない=「収容失敗を収容した」という過去を隠せないため、本来なら普通にあり続ける「収容失敗」の概念は、自らを維持するためだけに収容失敗を繰り返させているのである。













財団に明日なんてなかった。










余談編集

この作品は、wikiで開催された「記憶処理」を題材にしたコンテストの総合優勝作品である。


本家にも、記憶処理が題材になっている作品がある。(向こうのコンセプトは【ホラー】なのでコンセプトは全く異なるが)


本家には仕組みが仕込まれておりログインした状態で閲覧すると要所要所でアカウント名が表示されるようになり、閲覧者=このSCPを発生させた元凶ということが示唆されるようになっている。






関連タグ編集

SCP_Foundation

SCPオブジェクト








終わりがないのが終わり:この職員にとって、まさにこの状態である

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