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SCP-2000

きかいじかけのかみ

SCP-2000とは、怪奇創作コミュニティサイト「SCP Foundation」にて財団に収容されているオブジェクトの1つである。サブタイトルは「機械仕掛けの神」
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SCP-2000 機械仕掛けの神

Remember Us...


意識が確認されました。記事を取得します。





「我々を忘れないでくれ」

                -Tale「マリアナ海溝から回収された文書」より



概要編集

本家SCP財団における最初の2000番代のSCPオブジェクト。オブジェクトクラスはThaumiel。SCPに対抗する為のSCP、財団の切り札を意味するクラスである。

イエローストーン国立公園の地下に建てられた財団の地下施設で、K-クラス世界終焉シナリオ(=人類の滅亡)に対抗するための施設として元来過去███年以内のいずれかの時点で建造されたとされている。

また、これのカモフラージュとしてSCP-1422が存在しており「2007年7月9日に発覚するまで財団職員が(SCP-2000の存在する)イエローストーン国立公園を誰一人認識していなかった」というミーム災害として機能している。

こちらは「事態を把握して全員イエローストーン国立公園を認識したから解決」ということで無力化されたと判断された事になっている。


このSCPの能力はズバリ言ってしまえば「世界の再構築」

すなわち「世界のやり直し」である。

K-クラス世界終焉シナリオが回避できない状況となった時に、このSCPのセキュリティは解除され起動されると全てを元通りにするため稼働を始める。

1日1万人の一般的な人間を生み出し、5日で任意の年齢に成長させる装置、最大1万人が生存可能なあらゆる施設、貯蔵された資材類によって人類の手で文明を再建させる。

そして一通り再建が終わった後に、記憶処理剤によって「文明の再建に必要だった記憶」を忘却させ世界を再び元の形に戻すのである。


また、現実改変と過去改変を阻害する装置も備え付けられておりSCP-2000がこれらの影響を受けることもない。


ただ残念なことに、このSCPは現在故障中である。

何らかのミスにより、現人類とは異なる人間的存在を1000万体以上生産するという異常が発生し

現在は停止&修復作業の最中である。

修復中にK-クラス世界終焉シナリオが発生しなければ良いのだが…。


SCP-2000は「少なくとも」過去に2度起動された形跡があり、その片方は「マリアナ海溝から回収された文書」というTaleが該当するとされている。

このTaleはSCP-2000以前に書かれたものだが、共通点が多いため

元ネタに当たるのではないかと一説には語られている。


Tale「マリアナ海溝から回収された文書」編集

このTaleは「ほぼ全てのオブジェクトの封じ込めが失敗した」世界での数少ない生き残りの男が財団の機動部隊と思われる男と出会い、束の間世間話をする、彼はブーツを履き直し(Reboot)ながら「財団は全てをやり直す手段を持っており、それを起動しなければならない」という事を聞く。


「あんたはおかしいぞ。」

「これを忘れる人間なんていない。すべてを元通りにすることなんて出来ない。」



「何故できないと?」

”前にも”やったんだぞ。


この会話の後、機動部隊の忠告からこの辺一帯が水に沈むことを知った男はこの事を書き残した文章を後にマリアナ海溝となる峡谷に投げ入れるといった流れとなっている。

(タイトル的に再構築後の世界での財団がこれを回収、保管しているということのようだ。)


どうか、彼らが私を洗い流さないように。

彼らが我々を隠さないように。

もっと色々なものを見つけてくれ。

なにかを残そうとした人たちがいることを私は知っている。

世界を無駄死にさせないでくれ。


我々を忘れないでくれ。(Remember Us.)


余談編集

本家記事には白文字で隠された文章が存在する。


「お前たち人間は理解しない。そして私は決して理解することはないだろうと思う。」

「お前には彼らを戻すことは出来ない。」

「お前はそれを捕まえたか?」

「お前はすでに失敗している。」

「やめろ。」

やめろ。

「ただやめておけ。」

「お前は普通じゃない。"これ"が普通だ。」


これがSCP-2000の意思なのだとすれば、本当は故障などではなく…。


関連イラスト編集

SCPをざっくり紹介35


関連タグ編集

SCP_Foundation


SCP-3480:オブジェクトの詳細や収容の為の設備等がSCP-2000が深く関わっており(このSCPの作者自ら『SCP-2000が密接に関わっている』と公言している)、更に報告書の収容記録内に過去にこのSCPの収容違反によるK-クラスシナリオに対してSCP-2000が使用されたと明言されている。


SCP-2000-JP:財団の有する本オブジェクト遠隔起動用オブジェクト、見た目はイエイヌのような情報生命体、クラスはもちろんThaumiel。ありとあらゆるセキュリティを「掘る」ことで無理矢理突破できる(堅牢さによって時間がかかるため、本オブジェクト起動に使用した場合命令と実行に数百年単位のラグがある)。気に入った情報を拾い集めて巣(自分にとって最も重要な情報がしまってあるサーバー、現在は「自分の名前がある所」即ちSCP-2000-JPの電子報告書を巣と定めている)に集める習性があり、その際噛んで運ぶ為、数字関係のデータがよく欠損する。JPにおける2000コンテストにおいて「2000の名を冠するにふさわしいオブジェクトは幾つもあったが、2000でなければならないオブジェクトはこれだけだった」という理由で大賞を勝ち取っている。内容は非常に秀逸である為閲覧推奨


外部リンク編集

本家記事

Tale「マリアナ海溝から回収された文章」

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