少し異常であること以外は、とっても可愛いコさ。
概要
海外のシェアワールド「SCP_Foundation」に登場するキャラクター。
見た目は灰色の波模様がある、どこにでもいるかのような小型のイエネコ。ちなみに、DNA検査でメスである事が判明している。
このオブジェクトの異常性は、胸部から尻尾までの下半身が存在しないこと。
にもかかわらず、立ち振る舞いや移動はあたかも下半身があるかのように問題なく行える。それどころか排泄まで普通にこなせるなど、健康面においても何の問題も見られない。
断面部分には可視光線を吸収する黒い穴があり、触れると緩やかなカーブがあるのが分かる。この穴は普通に触れても特段危険という事はなく、むしろ優しく撫でてあげると喉を鳴らすなどの反応を示す。ただ、やり過ぎると怒って引っ掻かれる。
……ここまで読み進めた中で、「他に何かヤバイ異常性があるんじゃないか」と勘繰っているあなた。
これ以外の異常性は何もありません。
危険性を無理矢理説明するなら、上記のように怒らせたら引っ掻かれて軽くケガするだけ。
つまり下半身が存在しない事を除けば、世間一般で暮らしているかわいいネコちゃん達と一緒。
ただし、ネコ故に好奇心旺盛な所もあり、過去のイタズラが原因で(あるいは思わぬ被害が発生するのを防ぐ為に)対面を禁じられているオブジェクトも存在する。
SCPは例えオブジェクトクラスがsafeでも一歩扱い方を間違えれば大惨事になりかねないオブジェクトがほとんどだが、その中でもジョーシーはくすぐりオバケやアイポッドなどと並ぶほぼ完全に無害なSCPなのだ。
この為、低レベル施設であれば自由に移動する事が許可されている。
ちなみにチーズをあげることは禁止されている。
理由は、ジョーシーが満足する量を与えられなかったら悲しむから。
かわいすぎか。
Tale「ジョーシーの覚え書き」では、ジョーシーの視点から財団職員の姿が描かれている。
ニックネームのつけ方がいちいち可愛い上、いかにも気まぐれな猫らしい感性が見て取れる。その一方で「眠ってるヒトたちに会いにゆき、眠っていなかった時を思い出す」など、ちょっとしんみりする場面も。