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SCP-1155

えすしーぴーいちいちごご

SCP-1155とは、SCP財団に収容されているオブジェクト(怪異)の一つである。

アイテム番号:SCP-1155

メタタイトル:人喰いストリートアート

オブジェクトクラス:Keter


ストリートアートを見ている時、ストリートアートもまたこちらを見ているのだろう。


概要編集

SCP-1155とはシェアード・ワールドSCP_Foundationに登場するオブジェクトである。

引き締まった前肢と鉤爪状の手、フクロウの頭と羽毛を持つヒト形の生物として描かれた、常に襲いかかるようなポーズをとった絵の怪物。

普段は薄暗い廃墟などに存在するただの絵なのだが、コイツはとにかく動く。そしてその名の通り、対象が一人で2m以内に近づいてくると実体化し、人をその鋭い爪と嘴で対象をバラバラにしてはその遺体もろとも瞬く間に別の場所へ移動、姿を消しては次の獲物を待つ非常に攻撃的なオブジェクトである。また目に至っては常に獲物を追い続ける。


しかし、二人以上に目視されると行動すること・実体化することが出来ないという弱点も持つ。これはどちらかが2m以内にいたとしても実体化出来ない。但し、どちらかが目を逸らした場合は即座に実体化し攻撃に移る。

尚、この状態でも即コイツを見直すと、律儀に絵に戻ることがDクラスを使った実験で判明しているが........。


また上記の異常性の他に、より近づいて見たくなるという欲求に駆られるという作用を持つのだが、此方は事前に特性を知っていれば制御することは可能である。


そしてコイツ、とにかく獲物への執着が強く、一度襲った相手に逃げられるとさらに狂暴になり、より人混みの多い場所に現れるようになる。そのため財団は、コイツの実験の際に負傷しながらも生き延びたDクラス職員二人をコイツの近くに置き、沈静化を図った。結果的には成功し、元の制御しうる状態へと落ち着き、現在は某ショッピングモールに移動した。その為財団はこのショッピングモールを買い取り、コイツの収容施設として莫大な費用をかけて運用している。



関連タグ編集

SCP_Foundation SCPオブジェクト

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