概要
海外のシェアワールドの怪奇創作サイト「SCP_Foundation」に登場する異常存在(SCPオブジェクト)の1つ。見た目は、高さ30cmの緑色の石鹸像で、冥界の神が膝に手を当てて、座っている感じらしい。メタタイトルは「暗闇の幽霊」。
戦前のドイツで考古学探査をしていたとある考古学者がインドのとある場所を探索中発見し、戦後OSSの手に渡った。戦争中どこにあったのかは不明。
- 起きる事態
SCP-689を見ているときは、特に何も起こらない。しかし目を離したり少しでも気をそらしたりするとその場から消え去る。そして、SCP-689を見たことがある人間(直前まで観察していた人間も含む)の1人が心臓が破裂したり全内臓破裂したりして即死し、その上に現れる。見た人間がみんな死んだらその前の場所に戻る。
つまりは見てはいけない&見続けないといけないという類のSCPである。
アイテム番号 | SCP-689 |
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オブジェクトクラス | Keter |
対応方法
照らし続けて、盲目もしくは視界を妨げるバイザーをつけたスタッフを1人とDクラス2名を配置。D職員は常に一人がSCP-689を見る(ただし通常想定されるレベルのまたたきは可能)。SCP-689を見て生き残った職員は即座に全員処刑。SCP-689が脱走した場合は、上記の条件に沿うスタッフとDクラスの監視者による回収チームを、以前SCP-689を見たことのある職員がいる場所の全てに派遣して対応。
余談
本家の記事ではあるSCPとのクロステストが提案されている。
SCPファンにはお馴染みのみんなだいすきクソトカゲである。
ただし、実行される際には成功の確率を上げるために事前に全てのクラスD職員を死なせておく事が推奨されている。・・・・・・となっている。
そして肝心のクソトカゲ側の実験記録によるとクロステストの結果は、先ず689をクソトカゲに曝し、照明を5分間消した後で再び点灯する。
するとクソトカゲは灰色と黒色の液体の溜まり場の中におり、生命反応は無く、確認の為Dクラス職員1名と監視役のエージェント2人が送られたが、Dクラスが3歩進んだその瞬間突如クソトカゲが蘇生しそのDクラスとエージェント1人を殺害した上収容施設を破壊、残ったエージェントも偶然689を見てしまった為死亡すると言う大失敗に終わった。
因みに生還方法はクソトカゲは暴露したその時「生きて」いなかった、あるいはSCP-689に対し免疫があったらしい。
・・・・・・なんなんだコイツ。
関連タグ
SCP-682・・・・・・クソトカゲ
SCP-173・・・・・・同様に「見続ける」類のSCP