概要
アイテム番号:SCP-038
オブジェクトクラス:Safe
SCP財団EN本部のオブジェクト。
1900年代に放棄された農場で発見された植物。現在はサイト-23に収容中。
見た目はリンゴの木にしか見えないのだが当然違う。
038は樹皮に触れたものを複製する能力を持っている。
対象物は木の枝に実のように生えてきて、すさまじい速度で「成長」し、「成熟」する。(要は枝に複製物が生えてくる。)
ただし何でもかんでも複製できるわけではないようで、約90.9kgの重量制限がある。それを超えると未完成の状態で残ってしまう。
物だけでなく生物も複製できるが、複製は急激に老化してしまう。
死の直前になぜか発酵するらしい。
おそらく研究担当か何かであろうクライン博士はSCP-038を使った以下のものの複製禁止を要求した。
・自動販売機の販売物
・職員の私物(車の合鍵作るとか)
・動画、音楽媒体
・ビール
・上記のような物全て!
クライン博士は職員たちに『SCP-038は決してオモチャではない』と警告している。何やってんだ職員。
実験記録
重量制限の倍はある鉄のインゴット
通常通り複製を開始したが突然停止。
ちょうど90.91gの重さだったとのこと。表面は植物の樹皮に似た質感だった。
重量制限を超えそうになると途中でやめてしまうようだ。
なにSCP複製してんねんというツッコミはさておき、鉄インゴットのように途中で重量制限を超え、停止してしまった。
目を逸らしても動いてこないことが確認され、保管庫に収容された。
複製は何かを攻撃する動作をひたすら繰り返していた。「攻撃」のプログラム的なものは複製されていたようだ。
関連タグ
ライセンス及び外部リンク
SCP-038「The Everything Tree(全てが生る木)」
Another:不明
http://scp-jp.wikidot.com/scp-038
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