SCP-072
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べっどのあし
怪奇シェアードワールド「SCP」におけるオブジェクトの一つ。
オブジェクトクラスはSafe。
特別収容プロトコルとしてSCP-072が発現したすべての物は3.5×4メートルの保存室に収容し、そこに入室してよいのは認可された試験手順の間のみとなる。
また事前の承認なしには、「その上で睡眠を取ることを目的として作られた物品」……つまりベッドや布団マットレス等の寝具は収容室から15メートル以内に持ち込んではならない。このオブジェクトは感染するからである。
90cm程の半透明の「腕」として発現し鋭利な「指」を持つが、5ルクス以上の灯りがあると実体化しないため詳しい視認は困難。
SCP072が感染したベッド等に誰かが乗り、片足又は両足が外気に曝されたままレム睡眠に入る(=夢を見始める)事でベッド等の足から実体化する。
その場合その相手が目覚めるまで「指」を使い脚をつつくが、それで目覚めると意識はあっても身体が動かない金縛り状態になる。そしてそのまま「指」で脚を少しずつ削り取っていくのである。
当然苦痛を伴う上削られた部位がどうなってしまったかは不明だが、足首まで来るとそれ以上は削らなくなる。
一応外科処置が適切に行われれば命の危険は無いが、精神的なトラウマを負う可能性はある。
なお半径10メートル以内にあるベッド等へと感染する性質があり、破壊した後の残骸にも何らかの影響が残っているともされている。
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