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概要
アイテム番号:SCP-666
オブジェクトクラス:Euclid
SCPの外見、姿
SCP-666 は内部の天井が2.44m (8ft) の高さで土台が9.14m (30ft) の長さで結ばれた木の枝で作られてたミディアムサイズのチベットユルトであり、屋根はヤックの皮で覆われています。また、ユルトは円状の形状をしており、ユルトの枠組みを構成している枝は兎の毛皮に包まれていて、ヤックの革紐に結ばれています。しかし、作られた大多数の観察者には、ユルトの床は汚れており、内装は外側と同じ粗いものでできているように見えるといいます。また、SCP-666 は散発的に監禁エリアの範囲内において存在位置を変化してくることはありますが、現在まで SCP-666 が監禁エリア外へ逃れようとしたことはないとのことです。
発見
CP-666 はあるエリアから帰還した何名かの行方不明者の説明の元の調査で発見されました。しかしその調査員の1人が昏睡状態になり、鮮明な幻覚を経験し、意味不明な独り言をぶつぶつと呟く状態になり、その結果、チームの帰還の際にユルトは回収され、さらなる調査のため近くのサイト 73 へ移されることになりました。
このSCPについて
まず、このSCPを1言で言うなら自分が持ってた依存症と闘わないといけないSCPと言えるだろう。このSCPは重度の中毒歴のないものの場合、非常に強烈な夢を見る以外に特に異常な効果は発生しません。 しかし、極度の乱用歴、中毒歴があった場合そうはいきません。そのような人が、ユルトの中に入ると幻覚的な効果を経験し、その彼らの記憶の中で、依存が最も強かった場所にいるように感じます。そして、これらの幻覚症状の間は、まるで、その依存状態が最も強かった場所、その状態にいてるようなその環境において “普通”であるという事を除いで人種や性別、外見に共通点がない個体(以降SCP-666-1)が表れます。そして、SCP-666-1 はその人を中毒に溺れさせようとしてきますが、初めは受動攻撃的な態度をとってきます。そして、その人が、もし、後悔を見せたり、中毒を克服したいという強い願望を見せた場合、SCP-666-1 は初めの時と違い、優しく友好的な口調を用いてこの誘惑と説得の幻覚を続けていきます。そして、この幻覚が最後まで進行し乗り切った人の約94%は、依存からの離脱中は肉体的な症状が続いてはいるものの、ほぼ完全に心理的な中毒はなくなったと診断されます。つまり、依存症が無くなったということです。ここまで聞くと普通にいいSCPかと思いますが、問題は依存症の誘惑に負けた時です。もしSCP-666-1の誘惑に負けると、SCP-666-1 はますます敵意を見せてきます。そして、それを放っておくと、SCP-666-1はその人に攻撃し、強制的にSCP-666-1 から回収しなければ、その中毒やそれによって引き起こされる典型的なもので死に至らしめようとします。(具体的な症状は下のサイト参照)
つまりこのSCPは依存症に勝てるかの試練のようなSCPと言えるでしょう。
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