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SCP-5172

えすしーぴーごーいちななにー

SCP-5172とはSCP財団によって監視されている異常現象のことである。
目次 [非表示]

注意:本SCPは日本語版記事がまだ存在していない。よって、日本語版記事が投稿されたときメタタイトルなどに大きな修正が入る可能性があることは留意していただきたい。











氷が欲しかっただけなのに、サイコロステーキ先輩にされた被害者に黙祷












概要編集

オブジェクト番号:5172

メタタイトル:北アメリカのホテルの製氷機(North American Hotel Ice Machines)(意訳)

オブジェクトクラス:Keter


SCP-5172は北アメリカのホテルに宿泊する客の中でも、「ホテルに製氷機がある」と思い込んでいる客に発生する異常現象である。具体的に言うと、北アメリカのホテルに設置されていないはずの製氷機が現れ、それと交流することにより引き起こされる異常現象である。その正体は、見た目は普通の製氷機だが、近づいて氷を取り出すと命が危うくなるという、旅行者を襲う恐怖の罠である。

ちなみに、皆さん、北アメリカのホテルに泊まった時一度はホテルの廊下で製氷機を見たことあるよね?そう、あれがSCP-5172だ。

「でも、ただの製氷機じゃないの?」と思う人も多いだろう。実はあなたのその記憶、すでに異常現象の影響下にある可能性が高い。

SCP-5172が引き起こすザルムンナイベントと呼ばれる現象では、 ホテルで氷を取った人間が奇妙な幻覚を見始め、最終的にはSCP-5172-1という異常存在に襲われる。最後には体をキューブ状に切り取られ…。まあ、製氷機が文字通り「氷」ではなく「肉塊」を作るわけだ。

旅行先で疲れてホテルに泊まり、「氷でも取ろうかな」と思ったそこのあなた!もう遅いかもしれない。


特別収容プロトコル編集

  • 財団の超監視システムSIGMA-ICEにより、北アメリカ中のホテルWi-Fiネットワークを監視し、製氷機に関するSNSやメッセージの投稿を検知
  • 異常な製氷機が見つかった場合は即座に撤去し、Site-30へ移送。
  • 現場では機動部隊Mu-9(コードネーム:「疲れた旅行者たち」)が対応。
  • 財団職員がホテルに宿泊する場合は特別なプロトコルを遵守。

→製氷機に近づくな。

→「ちょっとだけ氷が欲しい」なんて絶対に思うな。

→製氷機の誘惑に負けたら、自己報告しろ!

→イベント発生時はすぐに安全な場所(財団施設または私邸)で寝る。

→それができなければ、Mu-9が到着するまで待機。


説明編集

SCP-5172は、主に北アメリカのホテルで見られる異常な製氷機である。以下がその特徴である:

  • 製氷機の見た目をしている。

だが、中身は「普通の氷」を生成するわけではない。正確には、対象者をシャブ漬けにする氷を生成する。

  • 人々の偽りの記憶を利用する。

実は、北アメリカのホテルで製氷機が普及していた時期は短い(1950年代–1960年代初頭)。

しかし、SCP-5172の影響で、北アメリカ大陸の80%以上の人々が製氷機はホテルにあるものと思い込んでいる。

  • 使用者を襲う異常存在を呼び出す。

製氷機を使うとザルムンナイベントが開始し、最終的にSCP-5172-1が登場する。


ザルムンナイベントの流れ編集

ステージ1:初期化編集

対象者が製氷機を使用する。

「ちょっとジュースを冷やしたいから、氷を…」 → アウトです。

氷を実際に使わなくても、レバーを引くだけでイベントが始まる。

ステージ2:監視者の幻覚編集

対象者はホテル内で「誰かに監視されている」と感じ始める。

廊下の端に「人影が見える」などの症状を報告。

しかし、その監視者は対象者以外には見えない。

ステージ3:混乱と疲労編集

イベント開始から2時間後、対象者は短期記憶喪失や混乱を起こす。

疲労が急速に進行し、「眠りたい」という衝動に襲われる。

ちなみに、この段階で私邸などの対象者が現在滞在している宿泊施設以外の場所で眠ればイベントを終了できるが、 ほとんどの対象者はホテルのベッドを選んでしまう。まあ、チェックインを済ませた時点で「やっぱ別のとこで寝よ。」なんて考える方がおかしいが。

ステージ4:SCP-5172-1の出現編集

対象者が眠りにつくと、 SCP-5172-1という異常な人型存在が登場する。

SCP-5172-1はその長い舌を対象者の眼孔の中に滑り込ませ、脳に直接何らかの意識覚せい剤及び体を動けなくする薬剤を打ち込む(この時点で相当ヤバい)

ステージ5:収穫行動編集

SCP-5172-1は対象者の体を4cm×4cm×4cmのキューブ状に切り取り始める。

対象者は意識があるままで、極度の恐怖と苦痛を経験する。

因みに、収穫が終わった状態は、神経系、脳、及び脊髄が残った状態であるが、何故かこんな状態でも対象者は意識がある。つまり、体中が刻まれた後、体中の神経が外気にさらされるという想像を絶する苦痛をフルで感じるのだ


SCP-5172-1について編集

身長:122cm

重量:28.6kg

特徴:

  • 異常に長い腕と発達した前頭部を持つ。
  • 胸部には無限に近い収容スペースがある。→ここに対象者をカットするための道具や、カットした後の肉片を入れる

弱点:

一応、人間と同じレベルの耐久力。

銃撃や切断で殺傷可能。

ただし、かなりのスピードで動くため、倒すのは容易ではない。


補遺1:発見の歴史編集

1950年代:ホリデイ・イン創設者ケノン・ウィリアムズが「無料の製氷機」を導入。

1960年代:コストがかかりすぎて製氷機は廃止。

1970年代:財団が製氷機に関する不自然な記憶に気付くが、調査自体は進めない

1973年:カナダ・ウィニペグでの未解決殺人事件を調査中にSCP-5172が発見。


補遺2:SCP-5172の国際的拡散編集

ここまで読んで「私たち日本いるから無問題で草」と思ってる人、おめでとう、すでに北アメリカ以外での事例が確認されているぞ。

2021年、オランダのアムステルダムで初の北アメリカ以外のSCP-5172事例が確認された。

北アメリカ外ではホテルに製氷機の文化がないため、この事例は財団に衝撃を与えた。 現在、拡散原因の調査が最優先事項となっている。


最後に編集

旅行でホテルに泊まるとき、 エレベーターロビーにある製氷機を見ても決して近づいてはいけない。

もし「ちょっと氷が欲しいな」と思った瞬間、 あなたのザルムンナイベントが始まるかもしれない…。

氷が欲しいときは、ホテル室内に設置されている製氷機を使おう。そっちは安全安心の100%水で出来た(不純物が混じってるかも)氷が楽しめるぞ。


関連タグ編集

SCP_Foundation

SCPオブジェクト


外部リンク編集

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