概要です
オブジェクトクラス:オブジェクトクラスが決定しました。
特別収容プロトコル:SCP-779-KOは収容してください。
説明:オブジェクトです、よって収容する必要があります。
概要(メタ視点)
さて、上記の説明では全く分からないので此処で改めて説明をします
SCP-779-KOは怪奇創作サイトSCP_Foundationに登録されているオブジェクト(怪異)の一つであり、KOの名が示す通り韓国支部のオブジェクトである。(Ko=KOREAの略称)
このオブジェクト特性は強力な情報災害(特定の情報に接触すると発動する異常特性)であり、発生条件は「このオブジェクトに関して何かしら行動を行う」という条件であり、このオブジェクトの影響を受けると「全ての行動を結果論的に話して行動するようになる」という異常が発生するようになる。
このオブジェクトの影響を受けると途中の過程が吹き飛んでしまい、上記の概要のように
例:特別収容プロトコル:SCP-779-KOは収容してください
傍から見たら「いや、どうやって収容するんだよ」と思うがそれを説明しようにも、というか説明そのものが不可能なのである。
一応「SCP-779-KOの性質を説明する」、という事に関してだけは影響を受けないがそれ以外は全て影響を受けてしまう。
以下はこのオブジェクトに関しての会議記録である
会議記録
会議の参加者: 博士1、博士2、研究員、収容スペシャリスト
序: 会議を行いました。
<記録開始>
博士1: 会議をします。
収容スペシャリスト: そうだ。会議をします。
博士2: SCP-779-KOを収容する必要がある。
博士1: 同意します。(沈黙) SCP-779-KOを収容します。
収容スペシャリスト: SCP-779-KOを収容するためにはSCP-779-KOを収容する必要がある。
収容スペシャリスト: だから….
(長い沈黙)
博士2: (怒る) 俺たちはこんなふうに話す!
博士1: これは私の考えですが、SCP-779-KOに対しては結果論的に話をさせられます…あ!
研究員: そうです、博士! SCP-779-KOは結果論的に話をさせます!
博士2: (興奮して立ち上がる) おぉ! SCP-779-KOに対しては結果論的に話をさせます!
収容スペシャリスト: そうです! だからこれから私たちはSCP-779-KOを収容する必要がある!
博士1: そうです! SCP-779-KOを収容するためにはもう…もう…。
(長い沈黙)
博士 1: 収容する必要があります。
研究員: (我慢できずに会議室の外に飛び出していく)
<記録終了>
・・・・・・・・・・まるで意味がわからんぞ!
そもそも最初の概要の通り、報告書自体がこのオブジェクトの影響をバッチリ受けてしまっている、典型的な情報災害の一番悪い例であると言える。
というかこれ、「収容できる」のだろうか?
結果論的に話して行動するという特性上、収容を試みる行動自体も結果論になる=過程を経ることができないので実質的に収容不可能。
これどう考えてもketerですね