プロフィール
概要
『魔都精兵のスレイブ』の登場人物で、羽前京香が率いる魔防隊の七番組組員。ボブカットと頭で結んだリボンが特徴。
平凡な家庭の生まれだが、刺激を求めて魔防隊に入隊した。三姉妹の末っ子で、家族からは甘やかされていたとの事。
姉妹揃って『弁天島女子高等学校』という小中高一貫の女子校出身であるため、今までの人生で男っ気がなく、新しく七番組に入った男である和倉優希に興味津々で、偶然女子の風呂を覗いてしまった優希を写真で撮って脅迫して奴隷にする。その後、寮を襲ってきた醜鬼との戦いで優希に助けられたことから、「ユッキー」と愛称で呼ぶようになって好意を抱く。
能力
- 玉体革命(パラダイムシフト)
自分の身体の大きさを変化させる能力。身につけている服や単純な構造をしているモノも一緒にサイズ変更ができる。
大きくなる時は七番組の寮よりも遥かに巨大化して圧倒的なパワーを振るえる。作中では巨大化した状態で勢いよく地面を踏みつけるだけで醜鬼の群を一掃する「衝撃波」を発生させたり、七番組の寮よりも遥かに巨大な醜鬼を一撃で倒す、巨大な岩を投擲した描写から攻撃力の高さが良く分かる。
ただし巨大化はエネルギーを消費しやすく、複雑な構造をしている携帯や銃器などは一緒に大きくしにくい欠点がある。また巨大化すると体表面積が大きくなるため敵の攻撃を喰らいやすい、小回りが効かないため素早く動く敵に翻弄される、動きが大きいため敵に攻撃を予測されて反撃を喰らう、「攻撃力」と比べると「防御力」は見た目ほど強化させていない弱点もある。特に防御力の低さは特殊醜鬼、一本角(鬼童丸)の右ストレート(アニメ版だと謎の人型醜鬼による遠距離から放たれたビーム)で戦闘不能になったり、魔都交流戦で戦った六番組の若狭サハラによる「能力で強化された打撃」や元民間人で人型醜鬼の湯野波音による「槍の刺突」で転倒する描写がある。
小さく縮む時は制限時間も長く、携帯などの複雑な機器も簡単に小型化できる。作中では優希の部屋に不法侵入するために使用していた。
話が進む中で自身の能力に磨きをかけていたようで、68話では体の一部分を巨大化させる技も披露していた。
アニメ版だと巨大化時のポーズと効果音が某巨大ヒーローを連想させる。
- フォーメーションS
巨大化と縮小化の複合技。身体を小さくした状態で敵の体内に侵入、その後自分の身体を大きくすることで敵を体内から破裂させる。作中でサハラと連携して特殊醜鬼「熊童子」を倒すために使用した。なおフォーメーションSのSは「スモール」のSである。
- 玉体革命(パラダイムシフト) 三分限定強化モード
強敵用の技で「時間制限」という縛りで能力を強化している。
- 無窮の鎖・岩融(スレイブ・いわとおし)
京香から奴隷化状態の優希を貸し出されて朱々が借主になった時の形態。
一撃で岩山を砕くほどのパワー特化型の形態で、その代わりスピードがかなり落ちる。京香には「シンプルな特性なら貸し出す必要はない」と判断され、焦った朱々が「自分が巨大化すれば優希も巨大化できるのでは?」と提案して実行したが失敗に終わった。
原作110話では巨大な岩や予め細かく砕いた岩を投擲する戦法や腕に力を集中した状態でパンチをするとビームを放つ術を獲得した。
余談
野球拳に勝利し優希のパンツまでもを剥ぎ取り、通常時のアソコを見た際には「小さくてかわいいね」と、男のプライドをへし折る言葉を投げかけたが、その後襲来した醜鬼との戦闘で優希が興奮状態となり、裸で戦った為に興奮状態のアソコを晒してしまった際には「何か凄かった!」と発言している。
男性経験のない朱々の感想なのであまり当てにはならないが、優希の男のプライドは守られた様だ。
関連タグ
Mt.レディ:巨大化の能力を持つ共通点がある。ただし、こちらは大きさの調整ができない。
秋道チョウジ:身体を(衣服ごと)巨大化できる能力を持つ共通点がある。
ジゲン(BORUTO)、???:自身の身体と物体を縮小させる能力を持つ共通点がある。
シスタギガント:身体を自在に巨大化しての肉弾戦や縮小化による潜入等、酷似した能力を持つ。ついでに、放送時期も同じ。
ダイアポロン:アポロンデストロイという、フォーメーションSと酷似した技を使う。
ホルマジオ:リトル・フィートという、自身を縮小化し、切りつけた相手を縮小させるスタンド能力を持つ。こちらは本来の大きさより大きくはできない。アニメ版で使った暗殺技が、フォーメーションSに似ているが、飲み込ませるのが自身ではなく、乗用車等の重量物であるという違いがある。
バーンブレイブビッグバーン:本アニメと同じ2024年冬アニメにおいて同じ演出で巨大化している。