「それなら俺は…… ここでヒーローになりたいです!」
プロフィール
概要
『魔都精兵のスレイブ』の主人公。
家事が得意で、新しい料理や掃除用具の開発が趣味。
本編開始時点で公立上野毛高校3年の男子生徒。
将来のことで悩んでいた時に魔都に迷い込んで醜鬼に襲われていた所を羽前京香に助けられる。醜鬼の攻勢が続いて窮地に陥った時に彼女の能力『無窮の鎖(スレイブ)』で奴隷にされて力が開花、醜鬼の撃破に成功。
これを切っ掛けに京香の奴隷および寮の管理人として魔防隊七番組に雇われることになる。ただし、あくまで雇われただけであって、魔防隊の隊員になった訳ではない(男は魔防隊になれないため)。
能力
- 無窮の鎖(スレイブ)
羽前京香の『無窮の鎖』の能力によって肉体が醜鬼のような異形の姿に変体、人間を遥かに超えた力を発揮する。作中ではこの姿はシンプルに奴隷(どれい)と呼称されている。
肉体の変化に加えて首には鎖付きの首輪が付けられ、乗り手の主が優希の背に乗り、鎖を引いて命令を与える事でさらに力が引き出される。その戦闘能力は通常の醜鬼数十体を簡単に瞬殺するほど高い。
優希は京香の手に口付けすることでこの姿に変化するが、京香が傍にいなかった時は京香のロッカーにあったブーツに口付けすることで中途半端ながらも強引に奴隷化を果たしたこともあった。
乗り手の主が変わると奴隷化の姿も特性も変化する。原作者曰く「変身フォームの変化」であり、所謂フォームチェンジが意識されている。
この表現に則るならば、普段の姿は基本フォームという表現になるか。
- 旋風(つむじかぜ)
能力をコピーできる東日万凛の『無窮の鎖』によって奴隷化した形態。京香のものと比べると力が落ちた代わりにスピードに優れる。
上記のフォームチェンジは一度変身してから他者に鎖を引かせることで実現するのに対し、この姿は日万凛による直接変身に当たる。言うなればもう一つの基本フォームにあたるだろう。
余談
初期案ではサラリーマンだったことが、連載開始時の作画担当Twitterにて語られている。
初期の頃の優希はご褒美に期待しており、2話での京香からのご褒美を受けて嬉しそうな表情ではあったが、どういうわけなのか単行本では驚きの表情へと修正変更された。
当初優希は「魔防隊でヒーローになってめちゃモテ計画」という願望があったのだが、七番組に入ってからは忙しさや行方不明だった姉の青羽が生きて人型醜鬼へとなっていた問題が起きた事で「姉達を元に戻す」という明確な目標が出来たのと、八雷神の登場等のゴタゴタによりモテる余裕も無くなったので、優希が自然に忘れたと思われる。
だが、出雲天花を始めとする組長達や新キャラのヒロイン達の登場により少しぐらついている。
関連タグ
響裕太:SSSS.GRIDMANの主人公。担当声優が優希と同じ広瀬裕也。また、京香役の鬼頭明里がはっす役、日万凛役の宮本侑芽が宝多六花役、サハラ役の上田麗奈が新条アカネ役で出演。