概要
【破壊力-D/スピード-B/射程距離-E/持続力-A/精密動作性-D/成長性-C】
ロボットのような姿をした人型のスタンド。本体は暗殺チームのホルマジオ。両手の人差し指から長い爪型の刃を展開することができ、この刃は武器として用いるだけでなく、切りつけた物を縮小する能力を有している。
縮小させるにはかなりのエネルギーを食うため、効果が発動するまでに少々時間がかかるが、一度縮小が始まれば、どれほど離れようとその効果は持続するため逃れることは出来ない。逆に、戻すときは一瞬で戻せる。
ホルマジオ自身にも効果は有効で、この場合は自分を一瞬で小さくする事が可能。
人を縮める場合、衣服やポケットの中身など身に着けたものも一緒に縮む。前述の通りホルマジオ本人は一瞬で小さくなれるため、身に着けられる程度の物品ならこれに巻き込んで一瞬で縮小できる。
なお、破壊力のステータスがDで、なおかつ自分の能力で縮小していてパワーが十分に発揮できていないはずの状態でありながら、相当頑丈なはずの自動車のタイヤを切り裂くなんて事を地味にやってのけていたりする。爪の部分の殺傷力は高いのだろう。
近距離パワー型でありながら、破壊力が低く、スピードの方が高い点を考えれば、過去に登場したスタンドである「シルバーチャリオッツ」みたいな近距離スピード型のスタンドなのかもしれない(こちらも剣の鋭さ故に殺傷力は高い)。
アニメ版では上記の能力を応用し、大質量物を対象に飲み込ませた後に元に戻すことで質量爆弾とする即死攻撃でターゲットを暗殺するシーンが追加されている。
本体のホルマジオは「他のヤツはこの能力のことをくだらねーという」と独白しているが、アニメ版オリジナルシーンではその設定に基づいてイルーゾォが「くだらねー能力」と冗談めかして呼んでいる。彼の能力の強力さを考慮すると、説得力がある人選である。