概要詳し過ぎんだろ…
『新テニスの王子様』の日本vsドイツの試合にて、ダンクマール・シュナイダーの大きさを見た平等院鳳凰にイリュージョンした仁王雅治が発した台詞。ダンクマールは「巨像(ギガント)」なる自身を巨大化させる技を使うのだが、これが本当に突然デカくなる。前のページまで普通の大きさだったのに突然見開き1ページを使うほどにデカくなる。
ちなみにこの体の大きさを操作する能力、作者のコメント曰く、「あっ…勿論本当にキャラがデカく巨大化している訳ではないですよ(※イメージです)♪」とのことで、所謂「目の錯覚やプレッシャーで大きく見せている、見えている」技の筈なのだが、作中でデュークホームランで吹っ飛ばされたベルティをデカ過ぎる腹で受け止めるシーンや、空を飛ぶヘリコプターを巨大化して素手で引きずり降ろし、挙句巨大なダンクマールが引きの構図で描かれるシーンなど、どう考えても錯覚などではなく本当に巨大化しているとしか思えない描写がままある。
……まぁ、テニプリ世界ではよくあることなので詮索するのは野暮だろう。
ちなみにサーブの際、巨大化したダンクマールの足が明らかにベースラインを踏み越えているがフットフォルトを取られている様子は無い。あくまでイメージである事の証左なのかも知れないが、ダンクマールの強烈なイメージに惑わされず、公正な判定をしているレフェリーも相当な強者と思われる。
アニメでもデカ過ぎんだろ…
来るアニメジャパン2024にて、「新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP SEMIFINAL」の制作が発表され、ティザーPVが発表された。そして、例のシーンもアニメで再現。
本編では第4話にて登場。
原作とは異なり、観戦していた遠山金太郎の「何や〜!?デッカ過ぎるやろ〜!!」という台詞に変更されている。
また、ダンクマールの立ち位置も明確にベースラインの外側になっており、ルール違反に見えないような修正がなされた。
ドイツ選手がメインとなるEDでは、デカ過ぎるあまり画面から見切れており、足や体半分しか写っていない場面が多々ある。
人気過ぎんだろ…
このあまりにもシュールでメチャクチャな描写は読者の腹筋にデュークホームランが叩き込まれることとなり、ネットでも話題になりこの1シーンのパロディイラストやデカ過ぎる何かが登場した際に、この台詞が飛び交うようになった。pixivでは、まれに戦闘力が高すぎる女性キャラや巨大娘が描かれたイラストに対するネタ的なタグとして使われることもある。
関連タグ多過ぎんだろ…
巨大娘 でっかわいい デカァァァァァいッ説明不要!!:公式とは関係ないが、pixivではこれらのタグと関連付けて使われることがある。
御堂筋翔 同じく、試合中にいきなり巨大化するスポーツ少年漫画のライバルキャラである。当然ながら、こちらも実際に巨大化しているのではなく、演出上イメージ的に巨大に見えるだけだが、劇中では本当に怪獣のような存在感を示す。
ペパー(トレーナー):ヌシのガケガニに対する台詞が「アイツが岩壁のヌシ……!でかすぎんだろ!」である。4thトレーラーを見た多数の視聴者が真っ先にこれを思い浮かべたとか…。ちなみにこの個体もメスである。