データ
- 身長:2~50m
- 体重:70kg~2万t
- 別名:コメット怪獣
- 出身地:ジャイアン彗星
概要
第15話『コメット怪獣ジャイアンあらわる』に登場。
エアカーテンにより地球同様に大気のある生活が送れる火星の小都市「ニューパールシティ」郊外の難破宇宙船に眠っていた宇宙人。
1万年周期で接近する彗星「ジャイアン彗星」の光を浴びて現代で覚まし、その場に居合わせたミサコとヒロシという幼い姉弟と仲良くなる。
人間の言語は話せないが、目からの光線は当たった対象を巨大化させる効果があり、たまたま命中したマネキンを怪獣サイズに大きくしている。
その正体はジャイアン彗星に住む巨人族。太古の時代に規則を破りその罰として体を小さくされる首輪をはめられ太陽系宇宙に追放、1万年後のジャイアン彗星接近時に戻って来れたら罪は許されるという条件を課せられた追放者。
そのため、首輪を外すと本来の50mに巨大化してしまう。
ミサコとヒロシと仲良くなるが、ニューパールシティでは化け物出現として大パニック、事態を聞きつけたキャプテンウルトラが静止しようとするもジャイアンは警察に確保、難破船に囚われてしまう。
ミサコとヒロシはジャイアンを解放させようと忍び込むが、その際に首輪を外してしまい本来のサイズに戻ってしまい、ニューパールシティで暴走して破壊活動を始めてしまう。
首輪に刻まれた言語をハックが解析したことでジャイアンの正体そして目からの光線に巨大化効果があることを知り、シュピーゲル号から吊るした首輪に光線を当てることで、怪獣サイズに大きくし、そのまま機体を操縦し首輪を再装着させることで小さくなり鎮静化。
その後、ジャイアン彗星へ発射されるカプセルに乗せられ、ミサコとヒロシに見送られながら故郷に帰って行った。
余談
- ジャイアンと『実写版悪魔くん』に登場したジュラタンは共に着ぐるみが『海底大戦争』に登場した「サイボーグ半魚人」のスーツの再利用であり、さらにサイボーグ半魚人のスーツは『大アマゾンの半魚人』の半魚人のスーツの再利用である。
- 当回が放映されたのは1967年、こちらよりはるかに有名な「ジャイアン」こと剛田武が登場する『ドラえもん』の漫画での連載が始まるより2年も前のことである。