データ
- 別名:ゆうれい怪獣
- 身長:80m
- 体重:1万2千t
- 出身地:宇宙の墓場
概要
白骨死体と宇宙船の残骸が転がる宇宙の墓場に棲みつく怪獣で、ガス雲で宇宙船を引き込み死者の魂を捕食する。
額から糸を出して相手を締め上げる能力を持つ他、分身を死者に取り憑かせ操る能力を持ち、さらには攻撃を仕掛けてもすり抜けてしまう。
食料が死者の魂ゆえに一行が息絶えるまで本体が直接攻撃することはなかったが、キャプテンたちが難破船を修理して脱出しようととしたことで糸で船を拘束、しかし分身との戦いで影が鏡に映る特性を知ったキャプテンは宇宙の墓場の中にあったパラボナアンテナを鏡代わりに使い船のピーム砲を直撃され絶命した。
その後、もう一つの命を使って復活し、メタリノーム指揮の怪獣軍団の一員として復活。人間を光に乗せて瞬間移動させる「光波ベルト」実験場のあるボストニア星バロン宇宙センターを怪獣軍団と共に襲撃した。
隙をつき、分身キュドラをボストニア星バロン宇宙センターに侵入させ隊員のハマダを殺害しこれに憑依させ、メタリノームが操作する光波ベルトでシルバースターを一時的は乗っ取る。だが同じく光波ベルトで追ってきたキャプテンに前回同様鏡に反射させた光線銃で撃ち抜かれ分身は撃破。
そうこうしているうちに怪獣たちが光波ベルトで地球に乗り込む直前にまで迫るが、またもや怪獣たちが大喧嘩。その間にボストニア星に到着したシルバースターのビーム砲を浴びて復讐が叶わず撃破された。
分身キュドラ
キュドラの人間サイズの分身。
死んだ人間に取り憑き襲いかかる。こちらも直接攻撃は効かない。
最新鋭宇宙旅客機オリオン号の試験飛行中のキャプテンたちだったが、ガス雲に囚われ宇宙の墓場に墜落、なんとか助かり難破船に避難した一行を船の襲撃した。
難破船で生き絶えた女性船員や単独行動をとっていたことで殺されたオリオン号のクルーであるクロキ隊員の死体に取り憑き襲撃。しかし鏡にキュドラの姿で映し出されたことで、目の前にいるのは影だとキャプテンは察知、鏡に映ったキュドラに対して鏡で反射させた光線銃に撃たれ撃破、本体へと取り込まれ回収された。