データ
- 身長:42m
- 体重:1万5千t
- 別名:雷雨怪獣
- 出身地:リュミット星・カニス湖
概要
第16話『雷雨怪獣アメゴンあらわる!!』、第22話『怪獣軍団あらわる!!』に登場。
宇宙原人の操る怪獣で、元はリュミット星の守り神でありかつて宇宙原人たちが支配していたリュミット星のカニス湖の中に潜んでいる。
原人の吹き鳴らす笛で操られ、口からは流水や火炎、稲妻を吐き出す。両手の被膜を使って突風を起こすこともできる。
カニスビーチを襲ったが、街から引き離すべくアカネ隊員の発案で固形燃料を打ち込まれ熱さに悶えて湖に逃走、最期は即興の改造で蓄電体となったシュピーゲル号に稲妻を跳ね返されて絶命した。
だが後に『怪獣には命が2つある』という新事実により復活。
人類とキャプテンウルトラに復讐を果たそうとするメタリノームの号令で怪獣墓場より蘇り、怪獣軍団の一員としてボストニア星のバロン宇宙センターを襲撃する。
ボストニア星到着の際に着地失敗して意識を失ったキュドラとシャモラーに水をかけたことで喧嘩になり、次に基地の防壁から出る火炎放射を消化する際に誤って他の怪獣らに水をかけ、またもや喧嘩を始めてしまう。
最終的に彼らの間をシュピーゲル号が通り抜けた際に同士討ちから仲間割れに発展、そのままキュドラによって倒されてしまった。
宇宙原人
演:潮健児
呪術師ような服装をした太古のリュミット星人。特殊な笛でアメゴンを操る術を使う。
空気の無い環境下でも活動可能であり、ガラスをすり抜け杖から稲妻を発するといった超常の力を持つ。
現在のリュミット星カニスビーチはマイアミビーチに例えられるほどの観光地として開発されており、自分たちが居ぬ間に蹂躙した地球人に強い恨みを持つ。
元々はリュミット星の遺跡から発掘されたミイラだったのだが、高名な科学者の両親との久々の再会が延期になって苛立つツトム少年は八つ当たりでパチンコでビー玉を打ち込んでしまう。するとミイラは宇宙原人として蘇り、雷雨怪獣アメゴンを呼び出して地球人への復讐を開始する。
当初はツトムの発言を誰も信じなかったが、休暇で訪れていたアカネ隊員は何かを感じ彼に同行。そこでアメゴンを呼ぶ宇宙原人を目撃し、ウルトラサインでキャプテンウルトラに救援を求め、シュピーゲル号からの攻撃の最中ツトムに笛を奪われアメゴンは湖へと戻ってしまう。
だがツトムが一人になったチャンスを狙い、彼を人質にして笛を奪還。
逃亡してキャプテンと一対一との戦いになるも彼の光線銃で撃たれ、最期の力を振り絞り再びアメゴンを呼び出し、復讐を託して自らはミイラに戻った。