データ
- 別名:神話怪獣
- 身長:70m
- 体重:1万4千t
- 出身地:ピタゴラス星
概要
第19話『神話怪獣ウルゴンあらわる!!』、第22話『怪獣軍団あらわる!!』に登場。
ピタゴラス星にて神として讃えられていた怪獣。
平時は頭部だけ山頂から表しているものの、その姿でも角から光線で被害をもたらす。岩石のようだが、シュピーゲル号の調査で生物であることが判明している。
ピタゴラス星ではウルゴンが暴れる時には若い女性を生贄に捧げる慣わしがあり、変装したアカネ隊員の目の前で怪獣としての本性を表し暴れ回る。
だがシュピーゲル号の攻撃で角が弱点だと判明し、両方破壊され弱体化。最期はシュピーゲル号の光線を浴びて小さな狼になって息絶えた。
だが後に『怪獣はもう1つの命を持つ』という事実があり、これを使い復活。
メタリノーム号令の元、怪獣墓場より蘇り怪獣軍団の一員としてボストニア星バロン宇宙センターを襲撃。人類とキャプテンウルトラに復讐を果たそうとしたが、彼らの間をシュピーゲル号が通り抜けた際に怪獣同士の同士討ちから仲間割れに発展、シャモラーによって倒されてしまった。
ピタゴラス人
ピタゴラス星という、古代ギリシャによく似た文化を持つ星に住む民族。
古代ギリシャの数学者ピタゴラスと宗教「ピタゴラス派」を信じる弟子たちが宇宙船を開発し移住した外惑星。それゆえ地球人と共通の先祖を持つ。
現在では化学は先祖ピタゴラスが極めたとして、それらを排斥している。
ウルゴンの山を信仰しており、それが荒れ狂うごとに若い娘を生贄に捧げる風習があった。
今回もヘレナという女性を生贄にしようとし、それを阻止しようとした彼女の恋人イーリスがギリシャ船型宇宙船で共に逃亡しようとするも、連れ戻され彼は漂流。そこをピタゴラス星の調査に赴いたキャプテンたちに救出される。
ヘレナと入れ替わったアカネ隊員を山に捧げようと連れていくが、怪獣としての正体を表したウルゴンに大パニックになる。だがイーリスの説得によりウルゴンと戦う決意を固め、シュピーゲル号を弓矢と投石機で援護。
最終的にウルゴンは討伐され、勇敢に戦ったキャプテンを賞賛しつつ、迷信を捨てて再スタート、となる。