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巨大フジ隊員

きょだいふじたいいん

メフィラス星人によって巨大化されたフジ隊員。
目次[非表示]

身長:40m
体重:1万t

概要

メフィラス星人(初代)地球侵略の口実作りのために、科学特捜隊フジ隊員の弟サトルに「地球をあげます」と言わせようとした際、サトルを精神的に追い詰めて脅すためのパフォーマンスの一つとして、彼の姉を巨大化させた姿。

よって『ウルトラQ』に登場する1/8縮小人間や巨人と同じく怪獣でも何でもないのだが、怪獣や宇宙人の類いとして怪獣図鑑に載ってしまうという快挙(?)を成し遂げた。レギュラー陣の紅一点なのに……。
メフィラス星人により意思を一時的に消され、虚ろな表情で街を徘徊したり、星人の命令でビルを破壊する姿はインパクト大!!

しかも、巨大化しているためなのか、或いはさしもの星人も流石に殺してしまってはサトル君との交渉に支障が出るためと考えての配慮なのか、警察が発砲した拳銃の弾を受けてもほとんど無傷であった程の防御力も兼ね備えているようだが、このままでは命に関わると思ったからか、発砲攻撃を受けて直ぐにメフィラス星人により回収されたようだ。

ちなみに、消えた場所にバルタン星人(3代目)が現れたため、実はバルタン星人(3代目)が擬態していたのではないのか?という説が存在する。

他媒体の巨大フジ隊員

楳図かずお版の漫画でも当然登場。

このマンガでは「地球をあげます」と断固として言わないサトルに対しムキになったメフィラスが「一言でも話したら承諾したものとみなす」と言い、フジ隊員を巨大化させていた。巨大化したフジ隊員は宇宙人(例のメンツ+ダダ)のを温める塚を作らされ、メフィラスは「あれをフジ隊員が完成させたら話してもいい」と告げた。
サトルはその誓いを護ってなんとかして声を発せずに危機を知らせようとするも、テレパシーでそれを知ったメフィラスはフジ隊員に化け、「怪獣が私に化けた!」と嘘をついてサトルに沈黙の誓いを破らせようとした。
最終的にメフィラス星人が地球を去ったことでフジ隊員は元に戻る。

ウルトラゾーン』でも、「メフィラスの食卓」というエピソードにて、メフィラス星人が総理大臣を「巨大総理大臣」にしてしまうシーンがある。

小説『ウルトラマンF

本作ではフジ隊員の体内に8京体ものナノロボット「メフィラスボット」が埋め込まれており、このナノロボットがフジ隊員の遺伝子に変異をもたらし、彼女を巨大化させていた事が発覚する。
また、メフィラスボットは遺伝子を修復する機能を備えており、その影響によりフジ隊員は強い放射線を浴びても細胞のガン化を起こさない特異体質となっていた。

メフィラス星人の騒動終結後、メフィラスボットは役目を終えて休眠状態になっていたのだが、科特隊上層部がハヤタ隊員に行っていた人体実験を見ていたフジ隊員は、ウルトラマン由来の特殊な電磁波パターン「パターン・ウルトラ」を浴びてしまい、その影響で再び巨大フジ隊員に変身。暴走中の「巨人兵士」を鎮圧する活躍を見せた(巨人兵士との戦闘中に、スぺシウム光線と同等の威力を持つマルス133で攻撃されたが、殆どダメージを受けないという驚異的な防御力も見せている)。

既存の巨人兵士が制御困難なうえに、変身解除時に照射される熱原子X線によって全身の細胞がガン化してしまう(変身者が使い捨ての存在になってしまう)ことに不満を抱えていた国連軍のインペイシャント博士は、巨大化しても人間としての意志を失わず、細胞のガン化を起こさない巨大フジ隊員を利用した巨人兵士の開発を目論んでおり、フジ隊員自身も「ウルトラマンの代わりに戦いたい」と考えていたため、巨大フジ隊員の武装計画「F計画」が発動することになる。

巨人兵士F

巨大化したフジ・アキコ隊員が「ウルトラアーマーF」を装着した姿。
「F」は女性を意味するFemaleとフジ・アキコを懸けたダブルネーミング。

アーマーのデザインはフジ隊員のボディラインに合わせて、細身で女性的な形状に変更され、
頭部には髪型のツインテールのような二本の角が装着されている。
搭載火器はスーパーガン、スパーク8、マルス133無重力弾など。
バリアの防御力が以前のウルトラアーマーより強化されており、さらにバルンガの細胞を解析・模倣した「バルンガ構造体」によって、敵が放った光線を吸収、自らのエネルギーに変換することが可能となった。

戦闘力も高くダークファウストダークメフィストをも圧倒したが、他の二体とは比べ物にならない力を持つダークザギの介入により劣勢に追い込まれてしまう。
しかし、バルンガ構造体が闇の巨人達の光線技を吸収した事で自己組織化を起こし、メフィラスボットと融合変異。その結果、未知のウルトラ戦士ウルトラマンF」が誕生することになる。

余談

上述した1/8縮小人間だが、こちらは『ウルトラQ』のエピソード『1/8計画』に登場するキャラクターで、こちらはフジ隊員と同じ桜井浩子が演じる江戸川由利子が小さくされてしまうというもの。
小さくなったり大きくなったり、まったく忙しいお方である。

また、ビルよりも巨大な女性という存在は当時の少年たちに歪んだ性癖を植えつけたらしく、現代芸術家の会田誠は巨大フジ隊員がキングギドラ陵辱されながら捕食されるというアブノーマルな絵画「巨大フジ隊員VSキングギドラ」を描いている。ただし、この絵で描かれている巨大フジ隊員は、科特隊の制服こそ着ているものの桜井氏には全く似ていない。

上述の「ウルトラマンF」を執筆した小林泰三も、あとがきの解説文において「ウルトラマンのファンは『怪獣派』、『ウルトラマン派』、『巨大フジ隊員派』に大別できるが、自分はどちらかといえば『巨大フジ隊員派』だ」と語っている。

関連タグ

メフィラス星人 バルタン星人 ザラブ星人 ケムール人 巨女

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