「もっともっと仮面にして、トーテムポールに貼りつけろー!」
「南の国には、俺と同じヤシノミボーマ一族が、大勢眠っているんだ!」
CV: 篠田薫
登場話:第23話「怖い!夏の海」
概要
暴魔百族に属する暴魔獣の一体。人間を変化させた仮面をつけた特殊なトーテムポールによる儀式により、南の孤島でヤシの実の中に封印されている多数の同族を呼び出し、暴魔百族の戦力を一気に拡大するのが使命。
活躍
行川アイランドからそう遠くない南の岸に流れつき、レーダをはじめとした全幹部の前で大復活。人間を仮面に変えてトーテムポールに貼りつけ、儀式の準備を進め、仮面を十分確保すると前祝いとして、トーテムポールからの電撃でターボレンジャーを海に落とした。
その後、フラダンサーを拉致し、復活のための南方の舞踊と音楽を奏でさせるが、駆けつけたターボレンジャーに儀式を妨害され、彼等を迎撃。頭部を回転させての針飛ばしや、オールのような槍で応戦するも、コンビネーションアタックで腰巻を落とされて恥ずかしがる隙にVターボバズーカを喰らって敗北する。
その後ズルテンが放った暴魔再生巨大化光線により巨大化。ターボロボに槍を奪われ、投げつけたヤシの実も跳ね返され、最期はターボカノンを食らって爆散した。
余談
企画段階では、仮面はヤシの実に浮かび上がる人面、というもう少し怖いものが想定されていた。
声を演じた篠田氏は翌年の戦隊で第29話のアリギンの声を演じ、3年後の恐竜がモチーフのスーパー戦隊で吸血コウモリの幹部の声を演じることになる。