データ
全高 | 51.2m |
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重量 | 708t |
出力 | 600万hp/t |
スーツアクター | 日下秀昭 |
概要
ターボロボとターボラガーが「スーパーシフト・スーパーターボロボ!」のコードで合体した、超巨大ロボ。
暴魔博士レーダが大暴魔術によって引き起こした砂地獄でターボラガーが窮地に追い込まれ、それをターボロボが救い出そうとした際、突如発生した謎の光によって2体のロボットが砂地獄からの脱出に成功、そのまま奇跡的に合体を果たしたものである。この時ターボラガーを操縦していた太宰博士は、互いに相手を助けようとした気持ちが、それぞれのロボットに乗り移ったのだと説明しており、これが2体のロボの合体という「奇跡」を引き起こした要因であると見られる。
その体躯は合体前の2大ロボや、巨大暴魔獣を圧倒する程であるが、同時にその巨躯故に格闘戦は不得手としており、合体後も後述のスーパーターボビルダーへの格納時にスライド移動する以外は、その場を動く事はほぼ皆無に等しい。必殺技は両腕と胸の間に三角形のエネルギーフィールドを発生させ、そこから超破壊ビームを放射する「スーパーミラージュビーム」。
後にスーパーターボビルダーが登場するため、最強戦力という訳ではないもののその戦績は非常に優秀であり、作中でも巨大ラゴーンにスーパーミラージュビームを受け切られた以外は、復活再生したネオラゴーンも含めて相対した敵を尽く撃破している。
備考
シリーズ初の6体合体ロボであり、前作『超獣戦隊ライブマン』に登場したスーパーライブロボと同様に、1号ロボを中核として分離した2号ロボが追加パーツとなって合体する、というスタイルが踏襲されているが、スーパーターボロボの場合は下駄となる足首以外の全パーツで上半身の追加パーツを構成し、ターボロボのそれを包み込むような形としている他、頭部についても2号ロボであるターボラガーのそれをベースに、ヘッドギアを被せるといった形で、先行するスーパー合体ロボとは毛色を変えているのが特徴である。
また前述の通り、合体後は殆ど動かない戦闘スタイルについては、この当時まだスーパー合体の概念がシリーズに導入されて日が浅く、スーツ制作においても未だノウハウの蓄積が乏しい段階にあった事も要因として考えられる。
実際、制作されたスーツの大きさは当時としては規格外であり、唯一合体後に動かせる部位であった両腕についても、ロボの肘に当たる部分にスーツアクターの肩を入れて肘から先を動かしていたぐらいである。
デザインもやや不格好で、脚の長さ自体が変わらずに下駄を履かせている上、元のターボラガーのボディを引き伸ばしてかさ上げしているために、なで肩の胴長ボディに不釣り合いな短足と巨大な下駄履きというアンバランスなスタイルになってしまった。この辺にもノウハウの不足がうかがい知れる。
関連タグ
ダイカイシンケンオー:20年後に登場した、似たような合体パターンを持っているスーパー合体ロボの後輩。
レオパルドン - スーパーターボロボと「同様の理由」で最強伝説を築いた巨大ロボ
スーパーターボロボ→スーパーファイブロボ