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CV:神山卓三

登場話:第48話「流れ暴魔の秘密」


概要編集

暴魔獣の1体で、ごつくて毒々しい紫の身体に赤いラインが縦横無尽に描かれた姿を持つ。頭部に生えた2本の角と、左肩から右側の腰に掛けて生えたフジツボのような無数の突起も特徴の1つ。


暴魔城内のに封印されており、普段はゴムの塊のような姿だが、宿主寄生することで完全体になる性質を持つ。口から分身を吐いて同族を増やすことができる他、戦闘では表面から蒸気を上げての自爆特攻を繰り出したり、口からビームを発射して来る。

特に自爆特攻は幾等宿主の肉体が傷つこうがまるで問題無く、元が不定形のゴムの塊であるためにまた新たな宿主に寄生すれば再び完全体になれるため、この暴魔獣にとって宿主となる相手は手軽に完全体になれて使い捨ての利く理想の消耗品に過ぎない。


活躍編集

前話でターボレンジャーが力を取り戻したのを目の当たりにして、流れ暴魔としての力を取り戻し、元のヤミマルキリカに戻ろうと稲妻に打たれる流星と小夜子。


そこへ「そんなに変身したいか? よーし、変身させてやろう」というネオラゴーンの声が響いたかと思うと、ズルテンが引っ繰り返した壷からゴムゴムボーマが復活し、そのまま流星に憑依することで完全体となる。


ズルテンの指示を受け、ゴムゴムボーマはウーラー兵と共にターボレンジャーと交戦し、持ち前のゴムの身体で相手の攻撃を跳ね返す。負けじとターボレーザーで自身を撃とうとするレッドブルーブラックだったが、小夜子が間に入って戦いを止めようとする。

するとゴムゴムボーマは小夜子を弾き飛ばし、口から発射した光線で5人のスーツを溶かしてしまう。更にズルテンが5人をズルパッチンで追撃すると、自身も蒸気を上げながら5人に突っ込んで自爆した。


カシムが制止する中、ヤミマルの身を案じた小夜子が駆け寄ると、ゴムゴムボーマは彼女に襲い掛かってビームを浴びせる。咄嗟に現れた老人・カシム(演:大月ウルフ)が彼女をかばうと、小夜子は尚もヤミマルに訴え掛ける。


「ヤミマル、私を忘れたの!? 流れ暴魔2人、共に手を取って戦おうと誓い合った私を!」


すると今度は口からゴム状の物体を吐いて小夜子に寄生させ、彼女も自分と同じゴムゴムボーマにしようとする。駆けつけて来た5人がどうすることもできない中、カシムがペンダントから放った光により、小夜子に寄生したゴム状の物体を消滅させる。

更に、ペンダントの光によってゴムゴムボーマは流星と分離させられ、2人は抱き合った。


ネオラゴーンが攻撃を仕掛ける中、力を取り戻した2人はヤミマルとキリカにそれぞれ変身。

ゴムゴムボーマはヤミマルの手でズルテンに寄生させられ、彼を新たな核として再度完全体となるが、今までの鬱憤を晴らすかのように2人からウーラー兵共々猛攻を受ける羽目になる。

するとそこへ力達が駆けつけ、カシムの正体がキメンボーマであり、キリカの実の父親であることを告げる。そして変身した5人が流れ暴魔の2人を退けたところへ、ゴムゴムボーマはウーラー兵と共に再び登場。5人に襲い掛かるも、GTソードとターボレーザー剣モードで迎撃され、ターボレーザーを浴びせられた事でズルテンから離れ、今度は近くのウーラー兵に寄生するが、結局はレッドのGTクラッシュを叩き込まれて倒される。


直後にズルテンの放った暴魔再生巨大化光線で再生巨大化すると、ターボラガーのバトルボールを弾き返すもレシーブで打ち返され、その拍子に口に挟まってしまったところへパンチとキックを受け、最期はラガージャンプからのスクリューラガーキックを喰らって爆散した。


余談編集

モチーフは「デザインを担当した篠原保氏が高校時代に描いた落書き」だと『百化繚乱 上之巻』には記されている。


声を演じた神山氏は第12話のアラクレボーマと第21話のスモウボーマ、そして第32話のカガミボーマの声を演じていた。次回作の『地球戦隊ファイブマン』では銀河商人ドンゴロスの声(第4話まで)を担当することとなる。


関連タグ編集

高速戦隊ターボレンジャー 暴魔百族 暴魔獣


フジミボーマ:同じく自分の同族を増やす能力を持った暴魔獣。


バラクラッシャー:こちらも自分と同じ存在を増やす能力を持ったマシン獣


ゴムゴムの実:ゴムゴム繋がり。

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