「今こそ逃げ出す絶好のチャンスや……そやけど手ぶらでいくワイやおまへんで。これまでのお駄賃、たっぷりもらわんとな……ほれ、ほれ、いただきや」(最終話)
プロフィール
概要
自身の損得勘定と金儲けしか考えていない腹黒い守銭奴で、似非関西弁が特徴的な宇宙の商人。。当初はガロアをおだてて媚を売っていたが、シュバリエがメドーに呼び戻されてからは彼にあっさりと鞍替えし、ガロアが復権を果たすと今度は彼に取り入ろうと媚を売るなどの行動からもその性格を窺える。
また、彼の立案する作戦も組織の権力を誇示するような打算的なものが多いが、自身の戦闘能力は高くない。ちなみにカラオケが趣味だが、非常に音痴。
Dr.サイシアルと看護婦のフリンダという名のメジカル星人を従えており、算盤にもなる(というか形状が算盤)マシンガン「そろばん爆弾」を所持している。
なお、一見すると鼻水のように見える物はヒゲである。また、ファイブマンの数美がお気に入りで、第34話で缶詰にされた彼女を喰おうと思う程であった。
強欲なる守銭奴の死に様
最終回までしぶとく生き残っていたが、最後はファイブマンとガロアが戦っているドサクサに紛れて、崩壊して行くバルカイヤー内部の金庫に保管されていた莫大な金をくすねようと上記の台詞を言いながら漁っていた。しかしその最中、突如倒れてきた柱の下敷きになり身動きが取れなくなって逃げ遅れ、バルカイヤーと共に爆死。最後の最後まで金に執着する己の強欲さ故に破滅するというその顛末は、まさしく『金にがめついドケチはご臨終だな』を体現したが如き自業自得の最期であった。
関連項目
かっとび暴魔ズルテン:昨年の同じギャグ系かつ日和見主義の幹部。最終話まで生存したものの、こちらは戦闘機諸共撃墜と言う呆気無い最期を迎えている。
闇商人ビズネラ、エージェント・アブレラ:後のシリーズの商人繋がり。
妖帝イリエス:8年後の悪の組織の銭ゲバ幹部繋がり。こちらは『金に対する欲深さが己の破滅の原因になるだけでなく、所属していた悪の組織壊滅の遠因を作った』というドンゴロス以上の足手まといムーブをやらかした。