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暗闇暴魔ジンバ

くらやみぼうまじんば

『高速戦隊ターボレンジャー』に登場する悪の組織・暴魔百族の幹部の一人。
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「老兵は、消え去るのみで御座る」

「俺の考えていることは常に1つ!貴様らを地獄へ送り込むことだ!」


CV:平井誠一

スーツアクター:大藤直樹

登場話:第1話「10大戦隊集合 頼むぞ!ターボレンジャー」~第28話「急げ新型ロボ」


概要

赤い面皰に土色のを身にまとった武者姿の暴魔百族の幹部で、二本の刀・暗黒魔神剣を武器とする実直なる武人。優れた剣術以外にも、攻撃を受けても鎧だけを残して脱出する変わり身の術のような技や、刀を操る念力も得意技である。


元は愛する姫のために強敵と戦った古代の人間の男だったが、傷ついた姿を見た姫に「下がれケダモノ。お前など最初から好いておらぬ」と罵られながら足蹴にされた挙句に捨てられるという、あまりに無残な形で悲恋に終わり、怨みと絶望に苛まれながら死亡。その怨念に満ちた死体から出た鬼火が転生して暴魔となった(この経緯は第7話で暴魔博士レーダが語っている)。


そのため、暴魔百族の中でも愛(殊に男女間の恋愛感情)に対する憎悪が抜きん出ており、暴魔になってからは人間、特に愛し合う男女を襲い、その愛する心をケダモノの怨霊の餌としていた。それが育って暴魔獣となったのが第7話に登場するアギトボーマである。


まさに、「愛が憎しみへと変わる」のを体現した暴魔と言えるのだが、唯一スモウボーマ戦の時にはターボロボとの取組が馬鹿馬鹿しいと思ったのか「…ワシャもう知らん」と(小声かつ早口で言いながら)戦意喪失して戦線離脱した事もあった。


暴魔再生巨大化光線は空中に投影したジンバの頭部から放つ。


活躍

当初はレッドとライバル関係にあったが、流れ暴魔ヤミマルの登場でその立場を奪われてしまう。


剣術で幾度となくターボレンジャーを追い詰めるが、作戦は失敗が続き、怒りが頂点に達した暴魔大帝ラゴーンから「ターボレンジャーを倒すまでは生きて戻ってくる事は許さない」と恐喝に近い最後通告を言い渡されてしまう。


姫暴魔ジャーミンに代わって出陣した最後の出撃の際、ヤミマルの悪魔のオーラによって一時的に変身能力を失った彼らを撃破寸前にまで追い込むが、変身能力が戻るや形勢逆転してしまい、レッドのGTクラッシュと他の4人のターボレーザーの射撃を連続で受け倒される(その際に「無念…!」と叫んでいる)。


その直後、「この時を待っていた」とヤミマルが現れ、ヤミクモの光線によって再生巨大化される。

ヤミマルの傀儡として意のままに操られ、その際に口から蜘蛛の巣のようなエネルギーを吐くようになり、ターボロボを破壊し、分離したターボマシンの中で1番ダメージの大きいターボトラックを破壊せんとするが、最期は突如現れたターボビルダーの一斉砲火を受け爆散した。


前世で姫に死体蹴りをされて暴魔として転生したものの、その最期もヤミマルに良いように利用されると言う意味で死体蹴りされると言う哀れすぎる末路を辿るのであった。


ジンバの敗北後、暴魔百族にも加えてもらえない半端者の流れ暴魔にジンバが操り人形にされた醜態だけでなく、そのジンバを使ってターボロボを倒した事にラゴーンは相当立腹し、彼に八つ当たりをされたジャーミンが今度は自ら最後の決戦を挑む事になった。


余談

デザイン画では鍛破(タンバ)という名が付けられており、武者以外のモチーフは埴輪クモ


ジンバの死後に登場したキメンボーマは古代の人間の優しさに触れて愛に目覚めた暴魔獣であり、愛する者に裏切られて人間を捨てたジンバとは真逆の存在と言える。自身の境遇を理解してくれたレーダやジャーミンと言う仲間を得られたのは彼にとってある意味救いだったのかもしれない。


関連タグ

高速戦隊ターボレンジャー 暴魔百族 炎属性 哀しき悪役


薄皮太夫…過去の悲恋から悪に堕ちた戦隊シリーズの悪役。

腑破十臓…同じく元は人間の武士だった敵幹部であるが、ジンバとは逆に愛する者を切り捨てて悪に堕ちてしまった。

高速鬼…『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』に登場する敵怪人の1体。ターボレンジャーをモチーフとした怪人で、こちらも人間が怪人へと変貌したという共通項を持つ。ただし、こちらは死人ではなかったためか、最終的に命を落とす事なく元の人間に戻っていた。

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