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概要編集

1999年1月31日~2000年1月23日にかけて放送された、かつて大人気を博した東映特撮コメディ『がんばれ!!ロボコン』を原作としたテレビドラマ。全51話。


前年の1998年に香港で『がんばれ!!ロボコン』が大ブームになったのをきっかけに、日本でまたロボコンをやろうということでフルリメイクされた作品でもある。

オリジナルビデオ映画によれば、どうやら『がんばれ~』とはパラレルワールドらしい。


元々は原作者である石ノ森章太郎が1990年代初頭に持ち込んでボツになった企画であったが、1998年に鬼籍に入られてしまったことに加えて、前々番組『ビーロボカブタック』から続くコメディ路線の決定版を作るという意図もあったとされている。

放送開始は石ノ森章太郎の一周忌に合わせる形となり、その影響で前番組『テツワン探偵ロボタック』の放送期間は一か月短縮の憂き目にあっている。


「がんばれ~」同様、「1年間でハートマークを集めてロボット学校を卒業する」のがテーマであったが、最終回ではその事は触れず、普通のエピソードとなってしまった。

しかし、時代背景もあってか作風も少し変更されており、これまで異なったロボコンの成長だけでなく、出番がない、あまり良い印象がなかった「がんばれ~」のロボット生徒たちとは異なり、本作は助け合いや協力する話が多く、ドラマ重視のハートフルコメディ調になっている。

関連商品の売り上げは振るわなかったものの、上記の通りから本作を好む声が多い。


カブタックから続いたコメディ路線はこの番組で打ち止めとなり、次番組は180度作風を変えて日本特撮の常識を打ち砕いた平成ライダーの始祖仮面ライダークウガが放送された。


YouTubeにおける公式配信は開始初期(2011年8月)から行われていたものの、メタルヒーローではない独立作品のためか長らく「本放送と同様の配信順」とはならなかった

2013年11月に実施された2度目の配信の「前作」は『バッテンロボ丸』であり、その『ロボタック』の初配信後の2018年は『特警ウインスペクター』が配信された。

2022年7月29日からの通算3度目の配信でようやくロボタックの「次番組」に至った(その後2023年1月に終了後は初配信となる『ロボット110番』へと移行)。


登場人物編集


呼称表

が\にロボコンママモモコオサムジュンパパ
ロボコンオイラママさんモコちゃんオサムジュンパパさん
ママロボコンモモコオサムジュンパパ
モモコロボコンママオサムジュンパパ
オサムロボコンママお姉ちゃんジュンパパ
ジュンロボコンママお姉ちゃんお兄ちゃんパパ
パパロボコンママモモコオサムジュン

メインキャラ編集

ロボコン(CV:伊倉一恵

栗原光子(演:未唯

栗原豪太郎(演:渡辺いっけい

栗原モモコ(演:奈良沙緒理

栗原オサム(演:三嶋啓介

栗原ジュン(演:小池城太朗


ロボット編集

ロビーナ(演:加藤夏希

ロボデジ(CV:嶋村薫

ロボボス(CV:矢尾一樹

ロボゲタ(CV:肝付兼太

ロボモグ(CV:遊佐浩二

ロボビン(CV:関智一

ロボケロ(CV:阪口大助

ロボピー(CV:潘恵子

ロボイド(CV:堀秀行

ロボガシャ(CV:飛鳥井豊

ロボパチ(CV:山口勝平

ロボプル(CV:大神いずみ


ロボット学校編集

ガンツ先生(CV:野田圭一


ゲストキャラ編集

ヨーコ(演:河辺千恵子)



各話リスト編集


主題歌編集

オープニングテーマ編集

「街は大騒ぎ!! 〜Welcome to Mitara Funk City〜」(第1話~第24話)

作詞・作曲・編曲・プロデュース - ファンキー末吉/歌・演奏 - Tokyo Funk City

「燃えろ×4ロボコン!!」(第25話~第51話)

作詞 - 近藤由華 / 作曲 - 有澤孝紀 / 編曲 - 猪股義周 / 歌 - 速水けんたろう / かけ声 - ロボコン(伊倉一恵)

エンディングテーマ編集

「歌は世界を救う!!」(第1話~第24話・第48話~第50話)

作詞・作曲・プロデュース - ファンキー末吉 / 編曲 - 仮谷克之 / 歌 - 冠二郎

「100点満点 ロボコンたいそう」(第25話~第47話)

作詞 - 大森祥子 / 作曲 - 速水けんたろう / 補作曲 - 有澤孝紀 / 編曲 - 猪股義周 / 歌 - ロボコン(伊倉一恵)、森の木児童合唱団

「燃えろ!! ロボコン」(第51話)

作詞 - 大賀玉之輔 / 作曲 - 有澤孝紀 / 編曲 - 猪股義周 / 歌 - 樫原伸彦



その他編集

本作品はフィルム撮影(D2-VTRマスター)だが、後期のオープニング、エンディングのみVTR撮影・編集となっている。同時にテレ朝日曜朝8時枠では最後のフィルム撮影かつ4:3サイズの作品である。


生徒ロボットを演じた声優陣は、たびたび端役で顔出し出演している。その極例として「ロボコンの『中の人(声担当)』の伊倉氏が顔出しで出演し、声はロボコンの『中の人(身体担当)』である神尾直子氏が吹き替える」というお遊びシーンもあった。


関連項目編集

ロボコンシリーズ

テツワン探偵ロボタック燃えろ!!ロボコン仮面ライダークウガ

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