概要
ガンツ先生とは、『がんばれ!!ロボコン』シリーズのキャラクター。
ロボット学校の教師を務めるロボットで、ロボコン達の担任。
番組の各話中盤・最後に生徒のロボット達を採点・彼らの指導をする役割を担う。
採点基準はいわゆる総合的な判断であり、生徒が人に褒められるようなことをしても、そこに至るまでに何かしらトラブルなど失態があると、その分を加味して差し引き減点する。
特にロボコンに対しては厳しく、ほぼ毎回0点を言い渡している。
ただし生徒達のことは良い点も悪い点もきちんと把握しており、落ちこぼれでも良い事をすればしっかり評価し、評判のいい生徒でも問題があれば理由を説明した上でちゃんと減点する。態度や状況によってはロボコンのように始めの採点結果が悪かった生徒にも後日汚名返上の機会を設けるなど、教育者としては公平かつ模範的な人格者でもある。そのためロボコンを含む教え子のロボット達も頭が上がらない。
がんばれ!!ロボコン
各生徒ロボットが、一日の行動データが記録されたピンク色・長方形の採点カードを先生に渡して飲み込む形で採点プロセスを開始。
終了後、腹部のシャッターが開き、点数が書かれた小さな正方形のカードが排出される。
燃えろ!!ロボコン
デザインが昭和版からリニューアルされ、スマートな姿となった(メイン画像は同作のもの)。
胸がハート型のハッチ、右腕がコネクタになっており、各ロボットの背面に付いている接続端子に繋げることで、行動データを直接取り込み、胸の中にあるモニタで採点結果が表示される(スロットのような演出)。
がんばれいわ!!ロボコン
本作ではこれまでガンツ先生を担当してきた野田圭一氏から江原正士氏に声優が変更されている。
デザインは再びリニューアルされたロボコンやロビンとは異なり平成版とほぼ同じ…というか、劇中ではスーツを作る予算がなかったのか平成版の玩具として販売された『スロットロイド2 DXガンツ先生』がそのまんま使われている。
スーツがない為か劇中では採点シーンぐらいしか出番がなく(しかもほとんど頭だけしか映っていない)、その採点もリモートで行われたので直接登場する事はなかった。
なお今作ではこれまでの作品では触れられていなかったガンツ先生の製作者が判明している。
余談
また、漫画『GANTZ』(奥浩哉作)のタイトルと採点の元ネタでもある。