未来戦隊タイムレンジャーの年表
みらいせんたいたいむれんじゃーのねんぴょう
『未来戦隊タイムレンジャー』の作中世界の出来事は、ほぼ現実の時間軸に沿って展開する設定になっており、以下の年代表記も西暦である。本記事では、主に作中での歴史に深く関わる物語上の出来事に絞る形で、それらを年表形式で列挙していくものとする。
作中では複数回に亘って歴史改変が発生しており、同じ出来事であってもその細部が異なるケースもあるため、歴史の分岐点並びにその影響を受けた出来事に対しては便宜上、以下の通り付記するものとする。
(※1 正史ではリュウヤ隊長、分岐Bでは滝沢直人がこれに該当する)
(※2 この生体戦闘メカは表向きにはブイレックスと公表されているが、後にGゾードがこの時の実験に失敗し時間流を彷徨っていたことが明らかにされた)
西暦1995年
直人がインターハイ決勝で竜也を破り優勝。
西暦2000年
TVシリーズのうち、Case File 1~45までがこの年に起こった出来事となる。
- 2月13日、ユウリ達タイムレンジャー4人、並びにドン・ドルネロの一味が20世紀の世界へと出現(Case File 1)。
- 2月15日、ロンダー囚人とタイムレンジャーとの間で戦闘が発生。本来、リバウンドにより巨大化した囚人の攻撃でタイムレンジャーが死亡するはずであった(正史)が、「本来の歴史」を維持する都合上リュウヤ隊長の判断で緊急システムを発動、ロンダー囚人も圧縮冷凍された(Case File 2)。
- 8月26日、作中におけるシティガーディアンズの初出動(Case File 27)。
- 8月27日、ブイレックスが20世紀の世界に出現(Case File 28)。
- 8月28日、滝沢直人がブイレックスのパイロットとなる(Case File 29・30)。
- 12月23日、ロンダー囚人の第三総合研究所襲撃により浅見渡が負傷(Case File 42)。同日、時間移動実験に失敗したGゾードが20世紀に出現(Case File 43)。その際の攻撃でギエンが死亡し、ブイレックスのパイロットも殉職する(分岐A)はずであったが、リュウヤ隊長の判断により難を逃れている(分岐B)。
- 12月24日、タイムレンジャー並びにタイムファイヤーによってGゾードが破壊される(Case File 44、**分岐B**)。負傷していた浅見渡は同日までに死亡し、息子の竜也が浅見グループを継ぐ(正史)はずであったが、奇跡的に生還を果たしている(分岐B)。
西暦2001年
TVシリーズのうち、Case File 46~50までがこの年に起こった出来事となる。
- 2月2日、ドン・ドルネロが死亡(Case File 47)。
- 2月3日、ユウリ・アヤセ・ドモン・シオンが31世紀へ帰還(Case File 48)。また、ブイレックスのパイロット(※1)が同日に死亡(Case File 49・50、**正史・分岐B**)。
- 2月4日、大消滅が起きると定められた日が訪れる。本作における最大の歴史の分岐点であり、本来ならば地上の2/3が消滅する結果となった(正史、分岐B)が、タイムレンジャーの尽力により大消滅は収束、被害も最低限に食い止められた(Case File 50、分岐C)。
西暦2984年
ハバード星が滅亡する。
西暦2988年
インターシティ警察のマフィア担当捜査官であったユウリの父親が、ドルネロの差し金により殺害される。同時にユウリの母親と妹もその巻き添えで落命している(Case File 5、正史)が、後の歴史改変で3001年時点でも全員存命であることが判明する(Case File 49、分岐B)。
西暦2990年
西暦2998年頃
アヤセがオシリス症候群に罹患していることが判明(Case File 10)。
西暦2999年頃
ドモンがグラップの試合出場を放棄。本来これにより永久追放処分が下された(Case File 7、正史)ものの、後の歴史改変で1年間の出場停止に軽減されていたことが判明する(Case File 49、分岐B)。
西暦3001年
- 2月3日、ユウリ達4人が31世紀へ帰還。そこで自分達のいた世界とはわずかに異なる世界だということに気付く(Case File 49、分岐B)。
- 2月4日、ユウリ達4人が脱走の末に21世紀へのタイムスリップを敢行。同日、リュウヤ隊長が死亡(Case File 50)。
西暦3010年頃
本来のタイムシャドウの完成予定がこの時期であったとされる(Case File 20)。