前後のストーリー
予告
next TIMERANGER!!
タイムレンジャー『Case File.47 ドンの最期』!
概要
『未来戦隊タイムレンジャー』Case File.47のサブタイトル。
最終章の1話目であり、ロンダーズファミリーの崩壊を描いた回。
ちなみにリラは捕まっていないが、悪事を捨て逃亡した為この回で最後の登場。
放送日
2001年1月14日
ストーリー
2001年の大消滅は本当に起きるのか? 竜也達は第三総合研究所へ潜入し、Gゾードの破片を調査しようとする。だが、そんな時にロンダーズ出現の報が入る!ギエンに操られたメカ・クライシスが暴れ始めた。
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鼠壁を忘る、壁鼠を忘れず:この話の終盤のドルネロとユウリのやり取りはまさにこのことわざ通りだった。
ドルネロはギエンを追い詰めるもその引鉄を引けず、返り討ちに遭ってしまった。
「俺としたことが…オメェを撃てなかったか…」
既に死に体であるところに、竜也とかつて殺した捜査官一家の生き残りであるユウリと対峙する。
「ドルネロが殺されたら取り返しがつかないの!ドルネロ!死ぬなんて許さない。私が逮捕するわ!」
圧縮冷凍された囚人達の送還を頼んで息絶えようとするが、そこにユウリが「自分がかつてドルネロが『殺せ』と命じた捜査官一家の生き残り」だと語るユウリに、こう答える。
「オメェさっきも・・・何だってそう俺に拘る・・・?」
「あなたが殺せと命令した捜査官とその家族、憶えているわね?私はその生き残りよ!」
「覚えてねえなあ。そんなことは飽きるほどやってきた」
「忘れた!? 私は1日も忘れた事ないわ! 妹は、メイはまだ5歳だったのよ!」
かつて殺し屋マッドブラストに起こさせた一家惨殺事件を覚えていないというドルネロ。因縁のあるタイムレンジャーに対する自分なりの最後の悪あがきなのか、それともマフィアのボスとして散々悪事を働いてきた自分への皮肉なのか…。
その言葉を聞き激昂するユウリを無視し、あらためて囚人達のことを頼むと、
「俺もおしめえか…。リラ…もう一度顔を見たかったぜ…」
「おめえ、俺のおふくろにそっくりだって知ってたか…」
と、言い遺し息絶えた。
「だめよ…!目を開けなさい!まだ何も罪を償ってないじゃない!ドルネロ!!」
ドルネロが死亡し、目標であったドルネロの逮捕が叶わなくなり哀しみに明け暮れるユウリ。
その頃、ドルネロの死を知らされたリラは大消滅が起こると悟り、有り金をすべて持って逃走した。
その際に「お金無しでもちょっとは(ドルネロのことを)好きだった」と呟きアジトを後にする。
その頃、Gゾードの破片を解析していたタック。そこには、驚くべき真実が隠されていたのである。
「ん...?これはλ2000だ!」
そう、渡された破片の原料はなんと、あのλ2000だった。そして、東京の上空には、無数の渦が起こり始めており......。
CASE FILE 47
2001.Feb.2