主要人物
ユウタ
白髪の青年。傘型の剣(カサーベル)を使いこなし、幾多もの困難を乗り越えてきた。その性格は仲間思いであり、ショウタが殺された時には、覚醒してその実力を一気に上げた。
第3部ではメフィストとの戦いで、受けたダメージを全て相手に返す【魂解 全逆襲(フルリベンジャー)】を習得。
第1部の登場人物
ショウタ
赤髪の青年で、ユウタの相棒。ユウタ同様(カサーベル)を使いこなす。第1部で麒麟を抑え込み、ユウタの攻撃によって麒麟共々あの世へと葬り去られた。
しかし、第2部ではまさかの形で再登場することになる。
なお、第3部でも再登場し、その際に攻撃するたびに力を増す【魂解 連打連打(リンダリンダ)】を習得している。
師匠
第1部・8話にて初登場。鼻の先が赤い白髪の老人。
なお、本名は不明。
重力1000倍装置や、メンタルと時空のルームという、どう考えてもドラゴンボールのアレのパクリのような道具を精製している。
第1部で麒麟との戦いの最中に死亡するが、第2部の最終盤にて一時的に復活。
ユウタや麒麟と共に流義亜を倒すべく、冥界から蘇る。
なお、第3部でオニカーメンとして再登場し、
メンタルと時空のルームも彼の友人の魂解によるものだと明らかになった。
玄武
鋼鉄のような鉄壁の守りを使いこなす四天王の一人。
地味に白虎・朱雀・青龍と共に第1話から主人公よりも早く登場した。
しかし、第2話で一瞬でやられたり、第2部では敵に吸収されたり第3部ではその姿を見ることはなかったりなど、なかなかに不遇な敵。
白虎
目に見えない速さで移動して、相手を撹乱させる少女風の見た目をした四天王の一人。
子供っぽい口調が目立ち、生意気な性格をしているが、
第2部では玄武とともに流儀亜に飲み込まれ、第3部では演者の関係からか、その姿すらも見かけることがなくなった、玄武と並んで不遇な敵キャラの一人。
朱雀
四天王の3番手である赤髪のオネェ。炎攻撃を使ってくる。
初期では主人公たちを苦戦させたものの、後にユウタに惚れて付き纏い、その流れがギャグパートとして処理されることが多くなったものの、第2部の最終盤では、ユウタに心配されるほどの関係になっている。
ユウタが流義亜を討伐した後は何者かによって殺害されており、彼女の死が第3部開始のきっかけとなる。
第3部では冥界にいるにもかかわらず一向に姿を見せず、青龍のセリフの際に彼女らしき後ろ姿が登場しただけであったが………
青龍
四天王の中で最も強い、青髪の青年。第1形態は非常にスタイリッシュではあるものの、第2形態になると、力士のように太りだし、攻撃力も高くなる。
「勇者ユウタを倒す」という信念を掲げており、そのためにはいかなる努力も惜しまない性格。
(それはそれとして、誰とも群れるつもりはないらしい。)
また、「史上最強に最も強い」などといった青龍構文なるものを多様することがある。
第3部では、怨霊チームの一人として参加し、自身の武具に雷を纏い攻撃力を上げる【魂解 龍衛門(ドラえもん)】を習得している。
しかし健闘虚しく…第3部の中盤、窮奇との戦いで消滅し、現在の消息は不明となっている。
麒麟
第1部のラスボス。過去に妻と息子を失っており、その影響で精神が凶暴化していた。第2部では初めこそユウタたちの敵であったものの、すっかり改心し味方になる。
仲間になった後はやたらとメタい発言をして、仲間を困惑させる傾向にある。
第3部では、ユウタチームとして出場し、自身の体を鋼鉄にして、術を打ち破る【魂解 鋼麒士(メタナイト)】をものにした。
しかし、検討虚しく、第3部の中盤で、混沌と戦い存在が青龍と同じく消滅した。
第2部の登場人物
鳳凰
麒麟と同等、またはそれと同じような力を持つ、裏四天王の一人。その正体は、前章で麒麟を倒すために犠牲になった、ショウタその人。流義亜の力で蘇り、数々の人間の力を吸収して、ユウタの前に現れた。最終的に、流義亜に刺されて再び死亡した。
霊亀
裏四天王の一人。タンクキャラのような見た目をしておきながら、高速で動き、相手と戦う。完全に力を出した麒麟の2倍ほどの強さを持っている。
しかし、第2シリーズの6、7話では噛ませになったり、第3部では、瞬殺されており、かなり不遇な立場にいる。
応龍
裏四天王の一人。呑めば呑むほど強くなる能力の持ち主であるが、霊亀同様、噛ませになるなどなかなか不遇な立ち位置にいる。
炎帝
鳳凰によって顕現させられた真四天王の一人。
炎による攻撃を特徴としていたものの、最終的にユウタとセイリュウの合体状態であるユウセイによって、一時的に倒された。
しかし、戦いを通じてユウタとの友情を深め和解し、「兄弟(ブラザー)」と呼ぶようになる。
その後は本性を表した流義亜に、他の真四天王と共に挑むが完敗し死亡する。
第3部ではユウタチームとして参加。
当時操られていたとはいえ、真四天王時代の上司であるショウタを「様」付きで呼んで慕うなど、忠誠心は健在。
自分の分身を召喚して自在に操る【魂解 紅蓮の帝王(クリムゾン・キング】をイフリートとの戦いで覚醒させた。
しかし魂解を習得して日が浅い為か、稀に発動に失敗しヒョロヒョロで弱っちい紅蓮の帝王が召喚されてしまう時もある……
が、マサカドとの戦いの最中で、イフリートの叱咤激励によって、ヒョロヒョロな紅蓮の帝王を「スピードフォルム」として進化させることに成功する。
水君
真四天王の一人で、かなりのナルシスト。常に薔薇を抱えているものの、その実力は確かであり、朱雀とユウタの2人を相手にして、完封している。しかし、最終的には朱雀の力を全て移されたユウタによって、倒された。
後に炎帝や雷皇と共に流義亜に挑むも、一撃で倒され死亡する。
第3部では登場こそしたものの、トーナメントで瞬殺された。
雷皇
真四天王の一人。登場当初は弱そうな見た目で男性から脅されていたものの、その後はその男性を返り討ちにした。性格は非常に冷酷であり、初対面の青龍に対して「勇者ユウタを殺したい」と正直に言った。
攻撃面は、雷撃のように素早い攻撃で、青龍と勇者ユウタを苦戦させたものの、超ユウタ2になったユウタの朱雀(レッドフェニックス)ストライクにて倒された。
後に炎帝や水君と共に流義亜に挑むも、一撃で倒され死亡する。
第3部でも登場したが、トーナメントで瞬殺された。
森王/真王 流義亜
老人のような見た目をした真四天王の一人。その正体は、他者に乗り移ってその力を最大限に引き出す能力を持った悪魔、流義亜。最終的には勇者ユウタの体を乗っ取ろうとしたものの、先に乗っ取っていた麒麟の魂が抵抗し、最終的にユウタのカサーベルストライクで消滅した。
第3部では、七大悪魔の長である悪魔、ルシファーの息子であることが判明。後にユウタの第3覚醒形態となる、ユウタ(流義亜モード)になるために貢献してくれている。
また、第2部で乗っ取っていた老人の器は、元裏四天王にして初代鳳凰であった、怨霊チームのミチザネの死体であったことが判明。
ミチザネとショウタの戦いの後、ミチザネに過去の自身の体を使った悪行を許され、新たな宿主(ユウタ)とうまくやるように激励された。
第3部の登場人物
閻魔王
ユウタが倒された後に初めて出会った人物。
太った見た目をしており、どう考えてもサイズの合ってないサングラスをつけている。
ユウタに魂解の修行をつけるなど、性格は温厚で好々爺然としている。……が、炎帝に対してはなぜか当たりが強い。
しかし、魔界の人間からは、税金を下げろなどと言われていることから、嫌われている模様。
現状、戦闘シーンがないため実力は不明。
死天王に人質に取られた際は対して動じておらず、逆に怒り返すなど、只者ではない雰囲気を出している。
実は第2部の最終盤(流義亜戦)で、声だけ出演していた。
アスタロト
魔界村チームの一人。魂解は、地面を溶かすほどの体液を出せるようになる【毒男 (ワイルドポイズン)】。
序盤から強さを見せつけたように見えたが、【連打連打】の魂解を使ったショウタに一瞬で敗北した。
サキュバス
魔界村チームの一人。オネェ。魂解は、狙った獲物を引き寄せられるようになる【引夢(インキュバス)】。
その能力で麒麟を引き寄せるものの、格を落としていなかった麒麟に敗北した。
オネェキャラの先達である朱雀よろしく、キレると口調が荒くなる。
イフリート
魔界村チームの一人。極炎を使える熱い男。魂解は、マグマのような炎を相手に飛ばして攻撃ができる、【極炎の狂戦士(レッドアリーマー)】。
その能力で炎帝を苦戦させたものの、最終的に【紅蓮の帝王(クリムゾンキング)】を覚醒させた彼に敗北した。
メフィスト
魔界村チームの一人。仲間を道具としかみていない男。魂解は、大声で相手を牽制し、行動を遅らせる【悪魔の歌声(デスメタル)】。
また、魂解以外にも、騙し討ちの戦法でユウタを一度は倒し、以後も攻撃を続けたものの、魂解を覚醒させた彼の、カウンターストライクによって、敗北。
以後は改心して、仲間を大切に扱うようになった…が、直後混沌によって両腕を切り落とされる。
ベレト
ソロモンズチームの一人。その見た目とは裏腹に、女性にモテモテな男。魂解は、常時発動し、他者の言霊を受け取って自身の強さをA級までに上げる【羅武攻流(ラブコール)】。
魂解を上手に駆使して、麒麟、ショウタを倒すものの、魂解に気づいたユウタが応援の一部を自分に向け、攻撃力を下げられ、敗北した。
バエル
ソロモンズチームの一人。緑髪の気が弱そうな青年。魂解は、自身を透明にすることができる【透明人間(モノケイン)】。
意外にも苦戦させられるかと思われたが、勘で位置を見抜かれ勇者ユウタに、一撃でやられた。
ヴィネ
ソロモンズチームの一人。ぐるぐるほっぺが特徴的な青年。魂解は、何千、何万といった未来から最善の未来を見通す【千里眼(せんりがん)】。
しかし、能力とは裏腹に、勇者ユウタを倒す術は…ない。と出て、ユウタに敗北した。
以後もこの大会で起きる嫌な予感に勘づくなどと言った出番で一瞬だけ登場している。
ザガン
ソロモンズチームの一人。どう考えても馬鹿そうな見た目をした青年。魂解は、自身の強さを0〜10として、ランダムに一撃を放つ【台風の目(サイクロンルーレット)】。
10の目が出た際にはA級すらも凌ぐ一撃を放てる……が、ユウタと戦った際は運悪く0が出て、一瞬でユウタに敗北した。
ストク
怨霊チームの1人。一人称が「マロ」、顔の化粧や服装から明らかな公家の貴族の見た目をしている。
魂解は、自身の目を見た対象を幻の世界に誘う【夜叉天狗魔鏡(やしゃてんぐまきょう)】。
しかし、麒麟の完全武装鋼化(フルメタルジャケット)によって自身の魂解を跳ね返されて幻を見せられている内に敗北した。
マサカド
怨霊チームの1人。盲目の坊主の外観をしている人物で、物語の登場人物の中で唯一魂解を2つ持っている。
1つは持っている刀「ムラサメ」の魂解で周囲に冷気が広がり空間内の対象者を両断する【玉散氷刃(ぎょくさんひょうじん)】。
もう1つはマサカド自身の魂解で使用者と対象を闇の空間に閉じ込めて視界を奪う【宵闇昏昏暗翳之張(よいやみこんこんあんえいのちょう)】。
この範囲内では使用者の影武者を7体まで生成可能で、影武者に攻撃してもダメージは本体には届かない。
解除するには本人の意思で止めるか、致命傷を与えることでしか解除されない。
2つの魂解で炎帝を追い詰めるが、最後は紅蓮の帝王(クリムゾンキング)の一撃で相打ちとなった。
ミチザネ
怨霊チームの1人でその正体は初代鳳凰で流義亜の器となっていた人物である。魂解は、天候を操る能力であらゆる物を操る魂解の中では最強の【天満大自在天神(てんまんだいじざいてんじん)】。
本気を出すと全身に青い雷のオーラを纏い、口調も若々しくなる。
その能力を駆使して終始ショウタを圧倒し勝つが、戦闘中に強くなっていくショウタ達に可能性を感じて勝ちを譲った。
窮奇は「彼くらいの実力者はそんなにいない」と口にしており、ミチザネが魂解の本領を発揮し始めた際には「A級の範疇を超えている」とすら言わしめる程の、作中最強格の人物。
共工
四罪チームの1人で檮杌に柱に叩きつけられる形で敗北し、後にボロボロの状態で再登場して彼らのヤバさを口にしていた。
三苗
四罪チームの1人で窮奇に心臓を抉られて死亡した。
鯀
四罪チームの1人で饕餮にあっさりと顔を食べられて死亡した。
驩兜
四罪チームの1人で準々決勝の前に四凶チームに喧嘩を売るが、仲間たちが次々とやられてしまい最後は命乞いをして混沌に首を切断されて死亡した。
檮杌
四凶チームの1人で物語で1番初めに魂解を披露した人物。魂解は、身体能力を脚に底上げして助走を付けるだけで音速の速さを誇る【俊足(ブレードスニーカー)】。
饕餮
四凶チームの1人。4人の中では一番の食いしん坊。魂解は、あらゆるものを食らうことが出来る【大食漢(バクマン)】。
窮奇
四凶チームの1人。いつも笑っており、いろんなことをペラペラと喋るが、戦闘に入ると無口で無表情になる気味の悪い人物。魂解は、相手の互換を1つだけのルーティーン(聴覚→視覚→触覚→嗅覚→味覚の繰り返し)で奪う【気まぐれな悪戯(グングラル)】。
混沌
四凶チームの1人。いつも仮面をつけているが実はその下の素顔は七大悪魔の長ルシファーにつけられた傷がある気色悪い顔で本人はそれをコンプレックスに感じており、見られるとブチギレる。魂解は、髪や糸といった物で斬撃を出す【不確かな絆(ゴアマガラ)】。
オリエンス
死天王チームの一人。黒髪が特徴的な青年。なぜか常に目を瞑っている。魂解を見せる前に、ルシファーに瞬殺され、挙句マモンに消滅させられた。
エギュン
死天王チームの一人。ピンク髪のショートヘアが特徴的な青年。
戦闘シーンは見られないものの、閻魔王を一瞬で追い詰めているため、戦闘においては、手慣れていると思われる。魂解を見せる前に、ルシファーに瞬殺され、挙句マモンに消滅させられた。
ペイモン
死天王チームの一人。語尾に『ニャ。』をつけてる不気味な青年。魂解であるかは不明だが、ノートに命令したいこと『動くな!』などと書くと、相手をその指示通りに動かすことができる。その実は、七大悪魔のポジションをもらう代わりに仲間を裏切ったかなりの策士。しかし、最終的に取引相手であったマモンに瞬殺された。
彼の死後、残ったノートはマモンに奪取されてしまう。
アマイモン
死天王チームの一人。ユウタがいうような…キモロン毛親父である。ホイッスルが鳴る前に戦いを始め、ユウタを追い詰める。その目的は、他の四天王とは違い、戦いそのものを潰そうとしているため故の行動である。
自身らの階級をAA級と称しており、事実決勝戦まで勝ち抜く程の実力があるため、決して弱い筈は無いのだが……
魂解を発動する瞬間に、ルシファーに瞬殺されてしまい、消滅してしまった。
"強欲"のマモン
七大悪魔の一人。
その名のとおり、かなりの強欲であり、自身の目的に反するものを容赦なく消したり、倒したりする。事実、仲間を裏切ったペイモンを道具として平気で利用した挙句消滅させた。
魂解は、3秒触れた相手を問答無用で土に返す【強欲な両手(グリードゴブリン)】と他者の能力を一つだけ奪う【手癖の悪い狐(シーフフォックス)】。
しかし自身より格上の相手には通じないのか、ミチザネには通用しなかった。
第4部の登場人物
"嫉妬"のレヴィアタン
七大悪魔の一人。
なよなよとした性格だが、その名の通り他人の能力や功績を羨ましがりながらも妬ましく思っている。
魂解は自身の目で見た技を1回だけコピーする【羨望の眼差し(エンヴィーインウィディア)】と自らの体を水に変えて物理を無効化する【海の踊り子(シーサーペント)】。
劇中では、マモンと交戦しているミチザネに、彼の雷と同じものを浴びせて少なからずダメージを与えた。
"暴食"のベルゼブブ
七大悪魔の一人。
ミチザネと戦闘しているマモンの元へ、レヴィアタンに続いて現れた。
魂解は空間を喰らって瞬間移動する【暴食王の極意(グラトニーボア)】。
"色欲"のアスモデウス
七大悪魔の一人。その正体は死後冥界に落ち、行方知れずとなっていた朱雀。
ルシファーの登場の後に現れ、ユウタに助勢するかと思いきや、彼自身が七大悪魔の一人であることを明かして裏切った。
またその際、髪の色が紫色になっているなど一目で悪落ちしたことがわかる姿になっている。
大会中は医務室にて負傷者の治療に当たっていたようだがその際に何か仕込んでいたらしく、裏切った後は能力を発動して治療した者たちを攻撃し始めた。
"傲慢"のルシファー
七大悪魔の筆頭であり、流義亜の父。金の仮面を着用している。
度々名前が登場していたが、アマイモンが魂解を発動する瞬間に現れ、死天王全員を瞬殺する。
その後はユウタと交戦するが、彼の全力を以てしても敵わず、一度はユウタを殺害する。
……しかし、ユウタは現世から生身のまま冥界に来ていたため、そのまま復活し、彼に加勢した師匠も交えて戦闘を再開する。
カサーベルストライクを使うなど、ユウタや師匠などの縁者であることが予想されたが、仮面の中の素顔は師匠曰くユウタの父親である勇者ユウシのものだった。