概要
仮面ライダーOOOの主人公であり、オーズの変身者である火野映司は、旅をする際に必ずこのパンツを持ち歩いている。
とはいっても特定の「ある一枚のパンツ」だけの事を指すのではなく、「きれいな状態でカッコいいデザインのパンツ(およびその明日に穿く分の予備)」という意味であり、何か戦闘などに使う凄い力や超科学ギミックが秘められたり、ヒーローへの変身に必要になったりするわけではない。
これは映司の母方のお祖父さんの遺言であり、「男はいつ死ぬか分からないからせめてパンツはいつも一張羅を穿いておけ」とのこと。男はいつでも勝負パンツ。
込められた意味(微ネタバレ注意)
ミハル「俺にそんな覚悟があれば……」
映司「そうじゃなくて!肝心なのは"明日の"ってとこ。これは今日をちゃんと生きて、明日へ行くための覚悟なんだ」
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劇場版「MOVIE大戦CORE」で邂逅。
記憶喪失になって街中をさまよっている所を映司に保護され、着替えがないということだったので、映司からこれら「明日のパンツ」を分けてもらい、生活の面倒などを見てもらっているうちに友人となった。が…
劇場版「MOVIE大戦MEGAMAX」で邂逅。
サメ・クジラ・オオカミウオのコアメダルの持つ強い闘争本能から形成された「ポセイドンの意思」に取り込まれ、ポセイドンに変身して暴れていたが、その精神支配の綻びに気づいた映司の説得により自分の意思を持ち直し、アクアに変身してポセイドンを撃破し、アクアとして戦っていく覚悟を確立した。のだが…
その、自分を救ってくれた映司がしてくれた「明日のパンツの話」に強く思い入れを抱いてしまったのか、後年「仮面ライダージオウ」に未来から現れたライダーとして参戦した時も、アクアに変身する直前に『「明日のパンツ」を取り出して眺める』という奇行(映司に影響されて「明日のパンツ」をお守りとしており、ミハル的にはこの奇行も「勇気を出す儀式」らしい)を行っていたため、そこで彼に助けられたツクヨミにも困惑されていた。
前田慶次/花の慶次(及び原作『一夢庵風流記』)にて「男の褌は白。それ以外は認めない」という趣旨の、聞いただけでは映司の祖父とは反対に思えるが、実際には「褌は男の最後の着衣だから、(いつ死んでも良い様に)己の心の様に、まっさらで、輝くような白であるべき」と言う同じような主張をしている。
アニメ版の6話にて迅雷達にパンツを全て奪われてしまい、女の子なのに明日のパンツを心配する事態になった。
上記原作とは無関係のアニメだが「明日のパンツどうしよう」と言う名言も生まれた。