概要
「仮面ライダーW」の映画「AtoZ/運命のガイアメモリ」終盤近くで先行登場した、火野映司/仮面ライダーオーズの名言である。
経緯
仮面ライダーエターナルの元へ向かおうとする仮面ライダーWをルナ・ドーパントが妨害する。
長い触手を持つルナ・ドーパントに苦戦するWだったが……
青年「あーちょっとちょっと!」
突如足元へ転がってきた赤いメダルのようなものを拾うW。するとそのメダルを追って謎のエスニックな装いのイケメンな青年が現れる。
W「何だコレ?」
青年「あ、ゴメン!それ俺の。」
ルナ・ドーパント「誰?このイケメン?誰このイケメン?!」
W(翔太郎)「オイ、危ねーから早く逃げろ!」
Wは青年にメダルを返すと逃げるよう促すが、青年···火野映司は「ありがと。でも逃げんのは、コイツ倒してからかな?」と言うと赤いメダルと2枚の黄色と緑のメダルを使い、上下3色の仮面ライダー=仮面ライダーオーズへと変身する。
そのままルナ・ドーパントを引き受け、Wをエターナルの元へ向かわせる隙を作ろうとする。
ルナ・ドーパント「イケメンで強いのね!嫌いじゃないわ!嫌いじゃないわ!」
ルナ・ドーパントはオーズを触手で縛るもタカキリバに変身して触手を切られ、逃げられてしまう。
「やったわね!」と憤慨するルナ・ドーパントに対し、オーズはこう言い放つ。
「ライダーは助け合いでしょ。」
「おっしゃる通りだわぁぁぁぁぁ!」とルナ・ドーパントは(イケメンの台詞だからか)全力で肯定して特攻し、そこへオーズバッシュを食らい「克己ちゃんっ!」と叫んで倒される。
W(左翔太郎)「ありがとよ!」
そしてオーズはハードタービュラーに乗って飛んでいくWを見送ったのだった。
オーズ「頑張れよ!」
その後
次回作「MOVIE大戦CORE」にてフィリップと翔太郎は亜樹子を助けてもらう形で映司と再会し、タジャドルコンボが起こした風でWがCJGXになるなど、あの時の映司の言葉通り、お互い助け合いながら共闘した。
さらに「将軍と21のコアメダル」にて、後輩ライダーのフォーゼと助けられた際にも、「やっぱりライダーは助け合いだね!」と、「運命のガイアメモリ」での出来事を踏まえた様な発言をしていた。
そして「MOVIE大戦MEGAMAX」では、如月弦太朗、左翔太郎、フィリップの3人と再会した映司。財団Xを離反し、世界を自分一人で支配しようと目論むカンナギの野望を止めるべく本拠地に赴こうとするが、そこにカンナギの差し向けたゾディアーツ軍団が現れてしまう。時間が刻一刻と迫る中、翔太郎とフィリップは弦太朗と映司に「先に行け」と促し、ゾディアーツを引き受ける。
放っておけない映司は残ろうとするが、
「映司、最初に会った時…お前が言った言葉を覚えてるか?
…『ライダーは助け合いでしょ』…だろ?借りは返しとくぜ。」
実に1年半越しに翔太郎からこの台詞が出た、激アツな瞬間であった。
関連動画
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桜井景和/仮面ライダータイクーン:『仮面ライダーギーツ』の登場人物で、第13話にて「困った時は、助け合い!」とこの台詞と似たようなことを発言した。奇しくも、映司とは俗な物欲が希薄かつ他人の為に奮闘する点で共通しているが、こっちは2号ライダーに変身する。
ちなみに中の人の発案で、変身ポーズも映司/オーズのものが取り入れられている。
ただ、タイクーンの最強フォームであるブジンソードのスペックと機能はまさにこのセリフのアンチテーゼと言えるものだった。