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ミシシッピワニ

みししっぴわに

アリゲーター科に分類されるワニで、北アメリカ最大の爬虫類の一つ。
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データ

アリゲーター科のワニを代表する種で、アリゲーター科では最大の種。アメリカ合衆国南部(アーカンソー州南部、アラバマ州、サウスカロライナ州、ジョージア州、テキサス州、ノースカロライナ州、フロリダ州、ミシシッピ州、ルイジアナ州)に棲息する固有種である。

基本的に全長3~4メートル程だが、最大のものは5.8メートルに達し、恐竜絶滅後の北アメリカ大陸では最大級の爬虫類である。肉食で、基本的にはを中心に水鳥両生類ザリガニなど甲殻類アライグマなどの小型哺乳類を捕食する。大型の個体はシカイノシシなど大型哺乳類を捕食することもあり、ピューマが襲われた記録もある。噛む力は3メートル程の個体で1トンにも達し、獲物の骨や甲羅を易々と噛み砕くことができる。

毎年6~7月に土や枯れ草、落ち葉などを集めて塚状の巣を作り、20~60個の卵を産み、発酵熱を利用して50~60日かけて孵化させる。多くの爬虫類と同様に性染色体を持たないため、発生時の温度により雌雄が決定(温度依存性決定)し、32℃以上はオス、30℃以下の場合はメスになる。
卵はアライグマやスカンクなどに、幼体はウシガエルブラックバスなど様々な肉食動物の餌食になるためメスは卵や幼体を翌年の春まで保護し、長いものでは4~5年ほど保護した記録もある。

人間との関係

ヨーロッパ人がアメリカに進出してからはワニ革目当ての乱獲により、一時は絶滅の危機に瀕したこともあったが、1967年からアメリカ政府による積極的な保護の結果、1987年には絶滅危惧種のリストから除外されるまで回復することに成功した。しかし未だに水質汚染や環境ホルモンによる生殖機能の不全化、外来種のニシキヘビに獲物を奪われたり幼体が捕食されてしまうなどの問題がある。

よく図鑑などでは「比較的おとなしい」と紹介されているが、あくまでワニ類の中ではの話であり、近隣の人間やペット、家畜が襲われて犠牲になる事故も多発している。そのため、ミシシッピワニを捕獲して駆除したり、安全な保護区に保護する業者も多数存在する。

一部の爬虫類愛好家にはペットとして飼育している方もいるが、小さい個体でも成体は全長3メートル前後に成長するため、よほど広い飼育スペースがなければ飼育には適さない。

表記揺れ

ミシシッピーワニ アメリカアリゲーター

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