概要
ワニ目アリゲーター科のワニで、アリゲーター亜科と並び、アリゲーター科の主要な系統の1つ。カイマン亜科のワニは、主に中央アメリカ及び南アメリカに生息する。
比較的小さく、最も大きいクロカイマンは成長すると4m以上になるが、ほとんどの種はそこまで大きくならず、最も小さいコビトカイマンは1m程にしかならない。絶滅種では新生代第三紀に生息していたプルスサウルスは全長10mを超す巨大なカイマンであった。
メガネカイマンなどはペットとしても輸入されることもあるが、前述通り全般的に小型なためかナイルワニなどの大型種に比べ知名度や人気は低い様子。
主な種類
カイマン属
- メガネカイマン(メイン画像)
- クチビロカイマン
- パラグアイカイマン
クロカイマン属
- クロカイマン
コビトカイマン属
- キュビエムカシカイマン(コビトカイマンとも)
- ブラジルカイマン
余談
漫画ドロヘドロの主人公カイマンの名前の由来は、この種のワニではなく同じく南米に生息する「カイマントカゲ」の方。
関連イラスト
↑けものフレンズのメガネカイマン