概要
ヘビ亜目ボア科ニシキヘビ亜科(若しくはニシキヘビ科)パイソン属に属する大蛇の一種。その名の通りアフリカ(セネガルとエチオピアを結ぶ線から南)に生息。アフリカに生息するヘビの中では最大の種類で、最大記録は9mを超える。普通は3~4m。外見は体つきや斑紋等から、インドニシキヘビに似るが、胴体の斑紋はより不明瞭である。頭部背面の黒い矢印状の模様は先端まではっきりしている。尾の背面には、明るい縦条があるが、しばしば切れたりなくなったりする。水辺を好み、乾季にはよく鼻孔だけ出して水中に潜っている。主に哺乳類を捕食し、人が襲われて吞み込まれるという死亡事故が稀にある。噛まれると、深い傷になるので、大変恐れられている。
主な亜種
- アフリカニシキヘビ
- ナタールニシキヘビ
関連タグ
アフリカニシキヘビ(けものフレンズ):本種がモチーフとされる。