概要
大きさ8~15mくらいのカエルで、その名の通りカエルのなかでもかなり大柄。
元々日本には「ニホンヒキガエル(アズマヒキガエル)」というのがいたが、コイツの場合はサトウキビの害虫駆除を目的として移入された。また中南米原産なので、生息地は沖縄の先島諸島と石垣島・小笠原諸島などの亜熱帯に大きく片寄っている。
そのスペック
体が大きいおかげで大半の小動物は獲物。
というか動物質のものなら何でも食べ、共食いも辞さない。なので他のカエルも平気で食い、小さければ蛇すら胃袋送り(動くもの・かつ口に入るサイズならば等しくエサと認識するカエルの本能)。
そして毒性が強くコイツ自身の天敵がいない事からやりたい放題暴れており、特定外来生物になった。
耳の後ろにある毒腺からは1m近い毒液を飛ばすが、口の中に入れば普通にイヌ程度ならダウンさせられるらしい。それ故に蛇たちでもヒキガエルは獲物と見なさないようで、唯一ヤマカガシくらいしか食べない。
ちなみにヒキガエルは乾燥に強く、水辺よりも陸上を好む。
流石に両生類なのである程度の水分は要るものの、それなりの湿気さえあれば水場から遠く離れてても平気で活動できるタフさを誇り、高いジャンプ力と相俟った"フットワーク"も被害が拡大する一因である。
最強王図鑑では
「動物最強王図鑑PFP」にまさかの参戦。本作ではPFPのルールに従い400cmの巨大サイズとして登場した。2つ名は「自然界の小さなアサシン」。
現時点では1回戦-8のみの登場だが、戦闘体長も相まってシベリアトラ相手に敢闘を見せたためアニメなどでの今後の活躍が期待される。
(本書からは体重を1000kgを基準とした戦闘体長を適応させた関係で明らかに実寸体長だと不利に働きやすい小動物も参戦可能となり、アニメにおいてはそのような動物のみ戦闘体長を特別に適応し、戦闘体長が不利に働きやすい、または実寸体長でも実力を発揮しやすい大型の動物については実寸体長で参戦させてハンデの埋め合わせをするべきという意見もある)