アルダブラゾウガメ
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あるだぶらぞうがめ
アルダブラゾウガメは、ゾウガメの一種である。
アフリカのセーシェル共和国にあるアルダブラ岩礁の固有種。かつてはマダガスカルにも生息しており、近年ではタンザニアやモーリシャスにも移入されている。
基本的には他のリクガメと同じく植物食だが、時に死肉や巣から落ちた海鳥の雛を捕食する事もある。
長時間餌を食べなくても平気な事から、大航海時代の船乗り達に食料とて乱獲され、さらに彼らの持ち込んだ外来種による卵や幼体への食害により、一部の島では絶滅。残った種は絶滅危惧種に指定されて保護されており、個体数は回復傾向にある。
世界最長寿のカメとして2022年に190歳でギネスに登録されたジョナサンという個体がいる。
(ちなみに存命中最高齢の陸生動物としても登録)
移入された地域で繁殖された個体がペットとして出回っており、ペットとして飼育可能なカメとしては最大種。しかし、その巨体ゆえ牛一頭と同じくらいのエサと飼育スペースが必要。とても個人飼育できるペットとは言えない。この種に限った話ではないが飼育には覚悟が必要。
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