概要
タグ使用は略称のやるやらのほうが多い。
1990年10月から1993年6月までフジテレビ系列局に加え青森テレビ、テレビ山梨、テレビ山口(いずれもTBS系列局)で放送されていたウッチャンナンチャンのコント番組。
1990年4月から同年9月まで放送された「ウッチャンナンチャンの誰かがやらねば!(以下、誰やら)」は元々「とんねるずのみなさんのおかげです」が主演のとんねるずがドラマ「火の用心」の撮影に専念する為の休止が決定した為のつなぎ番組として製作されたが(「誰かがやらねば」というタイトルもそういった裏事情が由来となっている)、誰やらの評判と視聴率が良かった事から、放送日時を木曜夜9時台から土曜夜8時台(ただしTBS系列局はまだしもフジテレビ系列局のごく一部も放送日時差し替え)に移動した上で再スタートを切った。
(こういった成り立ちから、やるやらのVHSや後年のDVD-BOXにも誰やらのコントが収録されている。
「とんねるずのみなさんのおかげです」・「ダウンタウンのごっつええ感じ」と肩を並べるお笑い第三世代を代表する番組だった。
しかし収録中にゲストがセットから転落死してしまう事故が起き突如打ち切りになってしまった。
無念の打ち切りを受けてか、その数年後にスタートした「笑う犬の生活」にはYARANEVA!というサブタイトルが付いている。なお、件の番組はウッチャンのソロではあったが、事前にナンチャンに相談し、許しを得ている。
主なコーナー(コント)
水木しげるが世に送り出した漫画作品の一つ「悪魔くん」のパロディ。該当項目も参照。
「ウルトラセブン」のパロディ。該当項目を参照。
やるやらクエスト
人気ゲームソフト「ドラゴンクエスト」シリーズのパロディ。
この番組の打ち切りを引き起こしてしまったコーナー。
テレビドラマのパロディ
フジテレビはもちろんのこと、TBSやNHKのドラマまで弄り倒した上、実際にネタ元に出演していた俳優をわざわざこれのために呼んだりしている。
ナンチャンを探せ!
ナンチャンが「ウォーリーをさがせ!」のウォーリーよろしく、町のどこかに潜んでおり、それを視聴者(やウッチャンなど)が探す、と言うもの。「誰かがやらねば」からの引き継ぎ。ちなみに世界の果てまでイッテQ!のイモトアヤコのワールドツアーのオープニングで同じ企画が行われており同じく土8放送のバラエティ番組「新しいカギ」の人気企画「学校かくれんぼ」及びスピンオフ企画の「ティーチャーを探せ」に受け継がれている。
加納さんの屈辱
放送開始当時フジテレビ系列局の一部で放送されていた教養(?)番組「カノッサの屈辱」のパロディ。掴みでウッチャン扮する大学教授が話そうとするとナンチャン扮する加納さんという変なおじさんが茶々を入れる、と言うのがお約束であった。いいんじゃないっスか。
加山(くわやま)雄三ショー
加山雄三を弄り倒したコント。バックバンドが加山の「弟子」であるザ・ワイルドワンズと無駄に豪華。あまりの弄りようにブチ切れたのか、本物の加山雄三に殴り込まれた事があった。ものまね番組のご本人登場のように後ろに現れた加山雄三本人に、加山(くわやま)ことナンチャンは歌い終えるまで全く気付かず、曲が終わってホッとしたところで引きつった笑いを浮かべた本物に声を掛けられてやっと気付く有様であった(ただし相当ビビってはいた)。このシーンは番組終了後も他の番組で何度か放送されている。
クイズ5、6人に聞きました
「クイズ100人に聞きました」を弄り倒したコント。本家の司会者の関口宏がかなり頭にきていたようで、加山同様殴り込みを掛けたばかりか、ウッチャンナンチャンら番組出演者を本家に呼びつけた事すらあった(ただし見事返り討ちに遭ったが)。なお、本家はTBSの番組であったため、本家・パロディどちらも放送したTBS系列局が存在するのは先述の通り。
親方とサブのカ〜ッチョイイ〜
「8時だョ!全員集合」(TBS系列局ほか)のコーナーの一つであった髭ダンスのリメイクだが、こちらは大工の扮装をしている。後に、なぜか奥山佳恵や加藤紀子を道連れにしていた。
加速のつく食べ物
チャケ&ヤスカ
CHAGE&ASKAの栄光の軌跡をパロディしたコント。