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貴族探偵

きぞくたんてい

貴族探偵とは、麻耶雄嵩の小説シリーズ、およびそれらを原作としたTVドラマ。
目次 [非表示]

概要などという雑事は、使用人に任せておけばいいのです。(貴族探偵)編集

日本の小説家麻耶雄嵩による推理小説・・・・という名の完全なるエンターテイメントミステリー。

2010年5月26日に集英社より発売。2013年10月18日には文庫版が発売された。その1週間後である2013年10月25日には、続編となる『貴族探偵対女探偵』が発売。こちらも2016年9月16日に文庫版が発売された。また、『貴族探偵対女探偵』は2014年度の「本格ミステリ・ベスト10」にて第1位を獲得している。

なお、後述のドラマ化もあってか『小説すばる』2017年5月号にて更なる続編『貴族探偵対女探偵対怪盗マダム』が発表された。


2017年4月からは、これらを原作としたTVドラマが放送。

放送局はフジテレビで、同局の名物ドラマ枠「月9」の30周年記念作品として制作されている。その為かミステリードラマやCMのパロディがこれでもかと云わんばかりに(事件整理のシーンに至ってはほぼコレやコレ)詰め込まれている・・・・が、毎回ドラマのエピローグや上記にも書かれている通り、『本作は「推理小説」という名のファンタジー作品』なので無闇にツッコんではいけない。


さらにさらに、『月刊YOU』2017年5月号にてコミカライズ化。作者はひうらさとる。

『りぼん』2017年7月特大号においてもスペシャル読切としてコミカライズ。作者は葉月めぐみ。


では僭越ながら、私があらすじを紹介させて頂きます。(佐藤)編集

上流階級出身らしい」ということ以外は本名、年齢、住所、その他諸々正体が謎すぎる「貴族探偵」は、自らは推理を一切せず、周囲の使用人たちに推理を任せて自分は遊びに興じる安楽椅子極まりない探偵である。

一方、探偵という職業に情熱を捧げる高徳愛香は、探偵なのに推理を一切しない「貴族探偵」と対立し、先に事件を解決しようと奔走する。


私なりに登場人物を整理してみました。ご覧下さい。(田中)編集

貴族探偵(きぞくたんてい)編集

演:相葉雅紀()

『貴族探偵』の主人公にして名探偵。

いつもシワ一つない常磐洋服店の高級スーツに身を固め、豊かな口髭を蓄えている。しかし本名や職業などは一切不詳。ネットでも検索できない程の謎を持った人物である(それでも、ネット社会の影響で仮名を使ったりはしている様子)。使用人たちからは専ら「御前」と呼ばれる。

趣味は『探偵』と公言するが「推理は使用人に任せておけば良い」が信条で、調査・推理は使用人に丸投げ。彼の役目は現場や関係者を眺めて勝手に批評したり、紅茶を楽しんだり、女性を口説いたりすることである。

原作者の麻耶雄嵩も、有能なのか無能なのかは意識して描かないようにしているため、なおさら底知れない印象を強めている。

なお、ドラマ版では服装がスーツではなく階級章エシャルプなどが付いた、より貴族的な意匠を凝らしたものとなっている。事件解決時にも意識的に事件の手掛かりになるようなものに関連する描写があったり、秘めたるポテンシャルの未知数さを強調する形としている。


高徳愛香(たかとく あいか)編集

演:武井咲

『貴族探偵対女探偵』の主人公にして探偵その2。大学を1年で中退し、5年の修業を経て独り立ちを果たしまだ半年という新人探偵。「探偵に性別は関係ない」という理由から、女探偵と呼ばれることを好まない。

「探偵」という職業にかける情熱は人一倍で、考えが相反する貴族探偵と対立し、彼より事件を早く解決しようと奔走するが空回りし放し。貴族探偵からは「女探偵さん」と呼ばれる。


鼻形雷雨(はながた らいう)編集

演:生瀬勝久

ドラマオリジナルキャラクター。愛香達と共に行動することとなった刑事。探偵小説における「いつもの刑事さん」である。

かつて射撃オリンピック候補とも言われていたが負傷により引退。以降は刑事として邁進するが、成果はこれひとつ。愛香からは「ハナさん(時々略して『ハナ』)」という不名誉なあだ名をつけられる。

最近のブーム専門用語に疎く、部下の常見には雑に扱われる。


常見慎吾(つねみ しんご)編集

演:岡山天音

ドラマオリジナルキャラクター。鼻形の部下で、若い男性刑事。専門用語を知らない鼻形にツッコミを入れる常識人


佐藤(さとう)編集

演:滝藤賢一

貴族探偵の運転手ボディーガード。原作ではプロレスラーのような大男だが、ドラマ版では反対に一番小柄である。厄神春柾のチャールダーシュ刑事を愛読していた(ドラマ版ではメイドの田中が愛読していたことになっている)。

ビリヤード釣りの知識に長ける。


田中(たなか)編集

演:中山美穂

貴族探偵のメイド。二十歳くらいの少女。紅茶の知識に長ける一方で、パンクバンド「G☆MENS」を愛聴しているという一面もある。TVはほとんど見ないという。

ドラマ版では年齢が少し引き上げられ、メイドというよりは家政婦長の様な雰囲気になり「料理の腕も抜群」「大衆娯楽やミステリー小説を好む」「絵の腕は壊滅的」という設定が加わった。事件の相関図をキレイに纏めるなど整理が得意。


山本(やまもと)編集

演:松重豊

貴族探偵の執事。五十代くらいで白髪交じりの男性。背は低めだが、がっしりとした体つきが特徴。ドラマ版もそのまま。

主な推理を担当するが、大らかな性格のせいか前置きが長く貴族探偵に窘められる。愛香や鼻形にも敬意を払う。


鈴木(すずき)編集

演:仲間由紀恵

貴族探偵の秘書。ドラマ中盤より登場。


シュピーゲル編集

貴族探偵の愛犬。賢くも愛らしい猟犬

時として事件に関する情報を見つけ出す警察犬としても能力を発揮する。


喜多見切子(きたみ きりこ)編集

演:井川遥

ドラマオリジナルキャラクター。愛香から「師匠」と呼ばれている先輩探偵。過去に貴族探偵と関わりがあるらしい。彼女にとって親代わり的存在。

ちなみに原作での「師匠」は本名不詳の男性探偵。名探偵と名高い存在だったが、癌のために45歳の若さで亡くなっている。


Giri(ギリ)編集

演:仲間由紀恵

ドラマオリジナルキャラクター(?)。愛香のスマホの人工知能。どー見てもこれのパロだが、再三言う通りツッコんではいけない。


Giri、関連タグで検索。(高徳愛香)編集

推理小説 ミステリー

貴族 探偵


フジテレビ ドラマ 月9

相葉雅紀() 武井咲 生瀬勝久


I'll be there(嵐):TVドラマ主題歌。


ようこそ、わが家へ:相葉雅紀の前回の月9出演作。

三毛猫ホームズの推理:相葉雅紀の前回のミステリードラマ出演作。

海の上の診療所:武井咲の前回の月9出演作。

櫻子さんの足下には死体が埋まっている:フジテレビの同期のミステリードラマ。


え゙っ!? いつの間に外部リンクが!?(鼻形雷雨)編集

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