概要
麻耶雄嵩のメルカトル鮎シリーズの短編に出てくる語り部で、売れないミステリー作家。
長年の友人である銘探偵メルカトル鮎のワトソン役。
人物
大阪在住。真面目で不運な常識人…だがメルカトル鮎の隣に立っているからそう見えるだけで、実際は本人も結構な駄目人間。アラサー。
美人に弱く、自分を災難に巻き込むメルカトル鮎の事を「いつか殺してやる」気で居ながら、なんだかんだメルカトル鮎と友人で居る。
が、それも「メルカトルの活躍を小説にする為」だったり、「避暑地や豪勢な食事にあやかる為」だったり、メリットがあるから一緒にいる…という思いが大きい。
メルカトルとは大学からの友人だが、彼の本名に興味なく散々な目に遭わされつつも十年近く付き合っている事からも分かる通り、彼は彼でヤバい人間である。
登場作品
全て短編集である。
「メルカトルと美袋のための殺人」
「メルカトルかく語りき」
「メルカトル悪人狩り」