海の上の診療所
うみのうえのしんりょうじょ
医療法人汐友会 海診丸
- 瀬崎航太(演:松田翔太)
年配者から若年層まで、あらゆる年代の女性に優しい態度を見せるフリーランスの外科医。ある事情で自分を追い掛け続ける女性・輝から逃れようと、自身の嫁探しを兼ねて、離島での医療に携わろうと海診丸に着任した。的外れに見える診療や、治療に必要と思われる薬を出さない方針に、看護師の戸神からは着任早々医師としての資質に疑念を持たれる。それでも、医師として確かな知識と腕前を持つため、結果として患者の症状の治癒につながっている。
停泊する島々で診察などを通じて若く美しい独身女性(マドンナ)と出会うたびに、「マドンナと結婚したい」との思いが強いあまり、他の乗員を前に「今日限りでこの船を降りて島で暮らします」と宣言してしまう。しかし、「マドンナ」に婚約者がいることが分かったり、さまざまな事情で「マドンナ」と別れたりすると、「もう船を降りるなんて言いません。これからは治療に専念します。」と言いながら船内で激しく落ち込むという状態がワンパターン化している。
- 戸神眞子(演:武井咲)
看護師。初対面で風呂上がりの姿をたまたま航太に見られたことから、彼に向かっていきなり跳び蹴りを食らわすという「最初の最悪の出会い」を経験する。その後は、航太の突発的な意味不明な行動に振り回されながらも、事あるごとに彼の頭をスリッパではたいて諌めている。こんな関係を続けていくうちに次第に航太へ好意を寄せるようになる。
プリンが大の好物。他の乗員や顔馴染みの患者・島民からは、「眞子ちゃん」という愛称で呼ばれるほど可愛がられている。ただし、かつて「尾道のシェリー」とあだ名され警察から目を付けられるほどの不良少女だった名残で、怒らせると怖い。また、道理に合わないことがあると、自分より年上の人間であっても手厳しい言葉を投げ掛ける。
看護師を目指したきっかけは、学生時代に自転車ごと海に落ちた際に手当てをしてくれた海診丸の看護師に憧れたため。
- 三崎昇(演:福士蒼汰)
看護師。常に眼鏡をかけている。航太に海診丸のスタッフを紹介する手書きのメモを渡すなど、航太の着任直後から好意的に接する。
- 日内晃(演:荒川良々)
事務長で、海診丸の最高責任者として、半年間の医師募集の末に着任した航太を引き留めようと手を尽くす。事あるごとに船内の経費の使い方などに目を光らせる一方で、船を運営する病院の幹部には頭が上がらない。
- 内村葵(演:藤原紀香)
内科医。晃の妻で、夫のことを「晃君」と呼ぶ。日常の会話はもっぱら大阪弁。夫婦共通の趣味として、船内で社交ダンスを楽しんでいる。
- 海藤剛(演:寺島進)
船長兼料理長。「花園の暴走機関車」と呼ばれた元ラガーマンで、子だくさんの父親。航太が「今日限りでこの船を降ります」と口走るたびに、送別会を開こうとする。その一方で、海診丸のブログに対するアクセスランキングの動向を気にしている。
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ドラマ海の上の診療所の先生と眞子ちゃん。 七話後の捏造話ですのでご注意ください。 この二人のやりとりが大変可愛い。 先生が彼女を「まこちゃん」て呼ぶのが可愛い。4,514文字pixiv小説作品