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概要編集

週刊少年サンデー小学館)にて、1975年21号から1977年52号にかけて掲載された。


忍者の子孫である真田一球が、野球のやの字も知らないのに野球の新進気鋭の強豪・巨人学園の理事長に才能を見いだされ、巨人学園高等部に進学、そして野球部に入部、野球を基礎から学びつつ、その才能を開花させていく様子を描いた。


実は水島新司の前作である「男どアホウ甲子園」の続編であり、該当作の主人公・藤村甲子園の弟である藤村球二・球三のバッテリーが一球達の前に立ちはだかる。


主な登場人物編集

真田一球(さなだ いっきゅう)

声 - 水島裕

主人公。右翼手、三塁手、投手ほか。右投右打。


呉九郎(くれ くろう)

声 - たてかべ和也

捕手、外野手。一球の幼馴染。

一球を追って上京し、巨人学園野球部に入部する。一球と同じく野球は全くの素人で、一球以上に野球のルールを知らない。語尾に「だーよ」と付けるのが口癖。


大友俊(おおとも しゅん)

声 -曽我部和行

投手。巨人学園のエース。

一球入学当初は、プロも注目するエースで女生徒からも絶大な人気を誇っていた。能力は高かったが傲慢であり、しばしば自らピンチを招くことも多かった。また、精神的にも脆い部分が多々あった。


堀田三吉(ほった さんきち)

声 - 古川登志夫

中堅手、二塁手。『大甲子園』では岩鬼正美の影武者で三塁手。このポジションではきわめて珍しい左投げ。「三球士」の一人。大阪市天王寺区出身。

関西弁で話し、ヘルメットに刺した鳥の羽がトレードマーク。驚異的な俊足を誇る。


司幸司(つかさ こうじ)

声 - 古谷徹

捕手。『大甲子園』では微笑三太郎の影武者で左翼手。「三球士」の一人。高知県出身。

自分は女性にモテると自信があるようで、当初は女性との注目を一心に浴びていた大友にライバル心を燃やしていた。


一角志郎(いっかく しろう)

声 - 滝雅也

一塁手、外野手。『大甲子園』では上下の影武者で一塁手。「三球士」の一人。北海道釧路市出身。

巨体通りのパワーヒッター。右投右打だが、『大甲子園』では、右目の視力の良さと右手の握力を買われ、一球によって左打ちに変更されていた(主な理由は明訓高校の上下への影武者作戦のため)。


テレビアニメ編集

シンエイ動画の手によってテレビアニメが作られている(のだが、名義は日本アニメーションになってしまっている。ちなみに「おれは鉄兵」でもそうだったりする)。

1978年4月から10月にかけて(放送局によってややずれあり)、フジテレビ系列局(ただし一部系列局除く)に加えて青森テレビTBS系列局)と山梨放送日本テレビ系列局)にて放送された。

フジテレビが設定した放送枠である月曜夜7時台前半がローカルセールスだったため、放送日時を差し替えた(例えば石川テレビは金曜昼4時台前半に放送)のならまだしも、フジテレビでの放送が終わってからようやく放送をはじめたところもあれば(極端なところではフジテレビでの放送から2年も遅れて放送)、放送そのものを断念したところもあったりする。

ちなみに、主題歌「青春の歌が聞こえる」を歌ったのは、何と本職は作詞家の荒木とよひさである。

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水島新司 みずしましんじ

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