CV:真田アサミ
概要
5人目の日記所有者。5th。所有者最年少の4歳(アニメでは5歳)。
一見するとあざといほど純粋だが、その実は生意気なくそガ…もといエリート少年である。両親は6thが教祖を務める御目方教の信者。
ある事件で両親を亡くしており(直接の原因は由乃)、親が雪輝の母礼亜の同僚だったため、その縁で天野家に一時的に居候としてやってくる。無垢な子供を演じる傍ら、雪輝と由乃、特に両親の仇である由乃を狙う。
その一方で礼亜のことはやさしいおばさんとして慕っている。生前の両親は仲が悪く、家庭環境はお世辞にも良いとは言えなかったようである。
そのせいか性格は裏表が激しく、純粋に見えてかなり捻くれている。両手に男女のハンド・パペットをつけており、一人のときはそれと会話するように作戦を立てる。また、『エリート的に!』という言葉を良く使う。
ちなみにこのハンド・パペットは、普段仲の悪い両親が「競馬で大勝した」「欲しかったブランド物のバッグが手に入った」といったそれぞれの理由で機嫌が良かった際におねだりして買ってもらい、一時と言えど両親と幸せの時を過ごした思い出の品であることが番外編『モザイク』第3話にて明らかになっている。
ただでさえ日記(後述)が弱い上に、その年齢ゆえ身体能力が低く、頼れる仲間も保護者もいないというイジメのようなハンデを背負っているが、4歳児とは到底思えない知略と行動力でそれをカバーしている。本来子供では入手できないような道具や薬品もなぜか所持していた。実は9thと会ったことがあるが、その時は彼女が敵の所有者だと気付いていなかった(9thの方は彼が敵であることに気付いたが、あえて手を出さなかった)。
作者お気に入りのキャラで、彼に焦点が当てられた番外編『モザイク』第3話は一番好きな話とのこと。
日記
日記名『はいぱーびじょんだいありー』。
形状は絵日記で、作中で一番日記らしい日記。
自分に関する朝、昼、夜の三回分の情報が、彼のものと思われる絵と文章で表示される。日に三度分の予知しか出来ない上に時間も不正確、数少ない絵による情報が付いた日記というメリットも瞬間を切り取ったもので画力も4歳児でしかなく、全日記中で最弱とされている。