CV:別所哲也
概要
「片目のバクー」の異名で平原のボスに君臨するオオアゴ。
他のオオアゴたちとは比べ物にならないレベルの超巨体。
かつて平原に現れて他のオオアゴ達の縄張りを荒らしまわったギガノトサウルスの群れに単身立ち向かい撃退したが、その影響で右目を失っている。
長老であるベコンとは若いころからの付き合いらしく、度々会いに行っている。
性格
冷静沈着でめったに感情を表に出さないが、自身が仕留めた相手を周りに譲ったりする等仲間内には優しい。
ハートには初対面から何かと気に掛ける様子を見せているが…。
活躍
初登場は、幼少期のハートが平原に来た時にオオアゴの群れが狩りをしている瞬間に出くわし、その後ろの土煙から現れて群れがてこずっていた相手を一撃で仕留めるという凄まじい登場をする。
その後、ハートと少し言葉をかわし、自分の家族の元へ帰るよう伝えた。
中盤にて再登場。ウマソウを守るためにゴンザ達を負傷させたハートに対し「二度とこの平原に足を踏み入れるな」「戻れば次は、このおれが相手だ」と追放と忠告を言い渡した。(ベコン曰く「お前にしては随分甘い」)
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終盤のネタバレ注意
ハート追放後、差し入れと共にベコンの元へと訪れたバクーは既にハートと会っていたベコンから下記の事を言われた。
- バクーに妻がいたこと。
- 何らかの事故か事件にあい卵を無くしたこと。
- そして突然平原に現れたオオアゴの青年ハートがバクーと瓜二つであること。(平原のオオアゴ達はバクーとハートを除き、全員額に何かしらのマークがある)
作中で直接明言されることは無いが、バクーがハートの実の父であることが判明した。
そして作中終盤。
タマゴ山が爆発するということをお母さんたちに知らせるために平原へと舞い戻り、決着をつけるために立ちふさがるゴンザを打ち負かしてお母さんたちを救出したハートの前に忠告通り現れ、一騎打ちを行う。
ハートの身体能力に翻弄されるが、圧倒的な巨体とパワーで互角の勝負を繰り広げる。
そんな中、タマゴ山噴火による被害はさらに進み彼らが一騎打ちを行っている広場も火にのまれはじめる。バクーは咆哮をあげ、勝負をつけるため尚もハートの前に立ちはだかる。
ハートも急いで決着をつけるためにバクーの懐に入り込み攻撃を積み重ねていくが、バクーは「違う!」と叫び再びつっこんできたハートを頭突きで迎え撃った。
「真っ直ぐにお前の力を見せてみろ!!」
その後はハートと真っ向からの頭突き勝負を繰り広げる。それはどこか父子の特訓を彷彿とさせるものになっていた。
最終的にハートの全力の頭突きについに片膝をつき、その隙をつかれて首元に食らいつかれるが、そのままハートを抱きしめ巨体で押しつぶすことで勝利する。
そのまま止めを刺そうとしたが、お母さんが庇い、実の息子への想いと、今までハートを育ててくれた礼として見逃した。ハートに実の父親だと明かすことはせず、お母さんにも「もう会わぬがよいと伝えてくれ」と伝言を残している。
その後はEDまで登場しなかったが、ED中にベコンの元へ現れたことで生存していたことが発覚した。
余談
作中からの活躍からウマソウに、なんの思いもなかったようだが彼には遊び心があったのかもしれない。