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曖昧さ回避編集

  1. 『銀牙 -流れ星 銀-』のキャラクター。本項で解説。
  2. 大神』に登場するボスキャラ。→赤カブト(大神)。名前だけでなく八犬士を含めた犬型の敵と対面する部分も似ている。

概要編集

「逃がさんぞ!オイボレ、リキ、そして銀!!」


別名「鬼首」。二子峠に牙城を築き、本来は群れを作らないはずの熊を数十頭服従させて一大勢力を誇った巨大熊で、ツキノワグマとヒグマの両方の特徴を併せ持つハイブリッドだと思われるが詳細は不明。次々と人間を襲う殺人熊として恐れられており、人間側主人公・大輔の実家の旅館の客も少なからず犠牲になった。

名前の通り、頭部から背中にかけて赤毛で覆われているのが特徴。

銀を熊犬として仕込んだ老狩人・竹田五兵衛に右頭部を撃たれて右目を失った際に、その弾丸が脳に損傷を与えた事で生き物の常識を超えた変異を始め、冬眠もしなくなった。

ちなみにこの戦いで五兵衛の右耳をそぎ取り、リキの父(銀の祖父)シロを死に至らしめている。


更に変異の影響で最終的には身長十メートルまで巨大化した。

巨大化後はもはや手の付けられない戦闘能力を誇り、自身の縄張りを狙って来訪した「赤毛の魔性」と呼ばれる大ヒグマを一瞬で引き裂く化け物と化した。

生命力も桁外れで、銀達奥羽軍の攻撃をものともせず五兵衛の銃撃で何十発の弾丸を受けても死なずに暴れ回った。


最終決戦では銀の父・リキを殺害するも、リキが銀に命懸けで伝授した「絶 天狼抜刀牙」で断頭され斃される。


しかし死ぬ前に数多くの子孫を遺しており、十数年後にその中で最も彼の強さ(巨体)と凶暴性を受け継いだモンスーンが同族を率いて二子峠に戻り銀達を大いに苦しめる事になる。


余談編集

  • その強烈過ぎるキャラクター性故に、かの「ファミコンジャンプ」において主人公を差し置いて出演するという快挙(?)を成し遂げた。
    • その際、某眼鏡っ子に「あそぼ!」→「クーンクーン」と一撃で手懐けられるという失態(?)を晒している。…そんな馬鹿な…影武者ではないのか?
    • ただ、こればかりは彼女の戦闘力が…それこそ「赤カブト逃げて!」なくらいケタ外れなのは言うまでもないので、野生として生きる身だからこそ、本能で「彼女に逆らっては命はない」と察したからと思えば、むしろ自然かもしれない。
    • 犬繋がりのせいか、ドーベルマン刑事(加納錠治)も好相性である。こちらも熊に手錠をかけるというなかなかシュールな光景が見られるものの、上記のアラレのインパクトが凄まじすぎてあえて使う理由がない。
    • 霊気はあろうことか「罪のない動物とは戦えない」と戦いを拒否するので、もし影武者だとすれば彼はその事を見抜いていた…のかも?
    • ケンシロウは「熊の秘孔がわからない」という理由で相性が悪い。物理で殴ればいいだろうに…
    • 抜作先生はギャグが必殺技だが勿論熊にギャグは通じないのでノーダメージ。但し大怪獣ヌケゴンだけは噛み付くためか効く。
    • またジョジョにはシカトを決め込んで戦わない(彼の性格だとかえって頭に来て突っかかって行きそうだが、そういうこともない)。
  • カプコンのハンティングアクション「モンスターハンタークロス」では、このキャラクターを元ネタにししたと思われる“紅兜アオアシラ”というモンスターが登場する。

関連タグ編集

銀牙

隻眼

危険生物

ラスボス

アリス・ギア・アイギス:個別シナリオにて『銀牙』のパロディを行っているキャラクター「依城えり」が登場。

ちなみに該当エピソードに登場するキャラクターの「陸奥」と「荒魂鬼」は高橋よしひろ氏による描きおろし。

ガチグマ(アカツキ):オマージュされていると思われる例。

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