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概要編集

CV:渡部猛

生涯1918年生〜1987年没(享年69歳)

数々のを仕留めてきたベテランのマタギで、白とリキの飼い主。武器は「村田銃」。後に、物語の舞台となる二子峠一帯の所有権を持っていた事が判明。

熊撃ちに関わる事以外では村人達と交流を持とうとしない偏屈な性格だが、熱い情熱の持ち主で村では「竹田の爺様(じっさま)」と呼ばれ敬意を払われている。

五年前に狙撃するも仕留め損ね、自らの耳を奪った赤カブトに止めを刺すことを悲願としている。

赤カブトとの最初の戦いで足に致命傷を負い、リキの体力を回復させるため足を斬り落とし肉を食わせようとした。

リキが生後間もない銀をかばって谷底に転落し消息を絶った後は、残された銀を熊犬として鍛え上げるべく過酷な訓練を施した(それ故に銀は通常の犬より長生きしたといえる)。その後、銀を連れた初猟の帰りに倒れてしまい、銀は記憶を失ったリキが結成した奥羽軍の一員となっている。


奥羽軍と赤カブトとの決戦に姿を現し、リキや銀との再会を果たすと愛用の村田銃でありったけの弾丸を赤カブトに撃ち込んだ。

リキを失いながらも後は赤カブトに殺された村長の弟に二子峠一帯を野犬達の解放区とする事を宣言した。

その後、1987年晩冬に悲願を成し遂げたせいで気力が衰えたのか、風邪をこじらせて危篤状態に陥り、朦朧とした意識の中、銀との再会を望む。最期は家に駆けつけてくれた銀を抱擁。銀のぬくもりを感じながら息を引き取った。


身寄りがなかったため葬儀は村人達の手によって行われ、銀達奥羽軍の野犬達によってその魂は見送られた。結果、銀は彼が最後に育てた熊犬となった。


没後編集

死後の物語である続編・「銀牙伝説WEED」では二子峠は犬の解放区となっていた筈だったが、地権者死亡を良い事に愚かにも人間達は二子峠を荒らし、野犬の一部も人間達の犠牲になってしまった。


関連タグ編集

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