CV:佐々木義人
概要
リメイク版の登場人物。
若干デザインが異なるが、第84話の時点で既に登場していた。
シッチと対等に話していたり、S級ヒーローと頻繁に面会している事からも、協会内における出世株だと思われる。
義眼の様な機械化した目を持ち、そこからホログラムを映してヒーロー協会の作戦を進める。
出世欲は強いが、その為ならZ市にも赴く気骨のある男。
だが、戦闘力はほとんどないため、流石に現場では足を引っ張ってばかりで普段のクールさはなかった。
以前はヒーローに憧れていたらしく、そのため、正義感もあると思われる。目から「幹部ビーム」という名のレーザーも放てるが、威力はお察しください。
ニャーンと駆動騎士の戦闘の際には、倒れたB級、C級ヒーローを全員背負って逃げようとしていたり、機神G5に追い詰められた際には自ら闘おうとしたりするなど、勇気や自制心も持ち合わせている。
また、腕を失ってもパニックに陥らず、諦めずに状況に合った人材の活用をしようとヒーローたちに適切な鼓舞をするなど、出世欲が強いだけで根は極めて善良な人間であるようだ。そのため、金属バットもセキンガルの人間性を評価している。
「石は石で良い。ダイヤはダイヤで良い。適切な場所で適切な働きをすれば、どちらも本当の宝になるんだ。そうさせるのが私の仕事だと思っている。」という作中でも屈指の名言を残している。
また、ヒーローの実力を判断する観察眼も本物らしく、実際にセキンガルがワガンマ救出作戦に起用したヒーローたちは、シッチなどの印象とは異なり、確かに有望な実力を有している。
怪人協会の事件後に、シッチからブラストと「神」のことを知らされた数少ない人物の一人となった。
余談
- 名前は、「隻眼」「義眼」「責任感がある」などに由来していると思われる。
- 苦し紛れとは言え、何人ものヒーローを抱えてそれなりの距離を歩けることから、多くのヒーローとは比較にならないが、一般の社会人よりは筋力や体力があるものと思われる。「幹部ビーム」と合わせて、彼の肉体強度が過去にヒーローに憧れていたことと関係しているのかは不明である。
- 失った腕は後に義手を付けていることが確認された。
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ネオヒーローへの移籍
怪人協会編も終わりネオヒーロー編へと移行するのと同時に、彼はなんとネオヒーローへとヘッドハンティングという形で移籍となる。
シッチ曰く元ヒーロー志望でもあることからある程度ヒーローというものへこだわりがあり、故にヒーロー協会を見限ったとのことだが、実際には同じく幹部であるマッコイがスカウトした模様。
また、実際にはヒーロー協会を見限った訳でもなんでもなく、協会に属するヒーローたちのためにスパイという形で先んじてネオに移籍していた童...イサムやスパイであることを知っているシッチの計らいで護衛という形で金属バットと共にネオへ行くこととなっており、協会のヒーローたちを自分なりに助けようと幹部とは思えない非常に勇気ある行動であった。
余談だが、協会にいた時付けていた義眼と義手はメタルナイト製だったが、ヒーロー協会を抜けるのと同時に返却、以降新たにイサム製の義眼義手を身につけている。