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これはお前の物語だ


CV:石川英郎※ / 新作歌舞伎での演者:中村獅童

※ 後にスコール・レオンハートケット・シーも演じる。


概要

ザナルカンドで暮らしていたティーダを、別世界スピラへと導いた人物。


かつて、ユウナの父でもある大召喚士ブラスカのガードを、ティーダの父であるジェクトとともに務めていた。物語開始時点では最後に『シン』を倒した大召喚士のガードであり、スピラでは英雄と扱われており、世界の随所で「伝説のガード」と呼ばれ敬われる有名人である。ユウナのライバルとして旅先でしばしば出会う召喚士ドナのガードバルテロは、アーロンに憧れてガードになったと熱く語っている。


『シン』の正体がジェクトであることを知る唯一の人物であり、早期にティーダにそれを伝えるなど、ティーダの行く先に大きな影響を与え物語を動かす重要な役割を担っている。


その渋さと内なる熱さから発売当時から高い人気を誇るキャラクターである。

発売当時は人気が特に集中し、主人公を抜いてキャラクター人気ランキング1位になることもしばしばあった。

今でもシリーズ全体を通して根強い人気を誇るナイスなオッサンである(実は35歳でありそこまで年のいったオジサンというわけではないが)。


外見・性格

短髪の黒髪に、所々に苦労を匂わせる白髪が生えている。目元はサングラスが覆い、右目には縦に傷跡がある。

衣服は赤い着物をアレンジをしたようなものを着用しており、左手は袖を通しておらず、胸元から出している。襟もとは高く、顔半分が隠れてしまっている。腰元には徳利を下げている。

また脇毛が無い。スタッフ内でも議論は起きたが描く予定が無かった為無い事になった。後に歌舞伎版でも脇毛が無い再現がされる事にもなった。


常に冷静沈着で感情を露わにしない、年相応以上に落ち着き払った性格をしている。


戦闘能力

スフィア版の育て方にもよるが、道なりに進んでいけば素早さが劣る半面、HP、攻撃に優れた能力を持つ重戦士タイプになる。

使用武器は太刀で、硬い相手に対して有利に戦える。七曜の武器は「正宗」(設定上の理由から唯一HPが減っているほど攻撃力が上がる仕様になっている)

また覚えるアビリティも「アーマーブレイク」や「メンタルブレイク」など敵の能力を低下させるものを覚え、ストーリー進行の助けとなる。


オーバードライブはストーリーの途中に落ちているスフィアを拾えば、使用可能なオーバードライブが増えていく仕組みとなっており、比較的簡単にすべて覚えることも可能である。


ネタバレ



以下ネタバレ




































実は本編中の彼は死人で、ゲーム開始より前に命を落としていることが物語の終盤に判明する。

(異界送りの場にいなかったり、異界を『気に食わん』と言って入るのを拒否したり、それとなく匂わせる伏線は散りばめられてはいるが)。


主人公のパーティの中で唯一、召喚士の旅の真実とエボン教の闇を知っている人物である。

他のメンバーが人々に死をもたらす『シン』を倒して生き続けようとする目的で旅しているのに対し、アーロンは昔の因果に決着をつけて自分の物語を終わらせるために旅をしている。


若アーロン


若かりし頃のアーロンは生真面目な熱血漢で、それでいて悪しき旧習には疑念を持つなど現在のティーダに通ずる青臭さも持った青年であった。

当初は寺院のエリートとして出世街道を歩んでおり、四老師の一人であるキノックとは当時の同門生で浅からぬ因縁がある。

寺院のやり方にどうしても馴染めなかったことから自ら退職し、その後はブラスカ、ジェクトと出会い召喚士の旅に出ている。


その人物像ゆえ、ジェクトの豪快且つ無鉄砲な性格とは当初は反りが合わず反目し合っていたが、苦楽を共にする中で打ち解け、最終的には無二の親友となる。

当初は自らがブラスカの究極召喚の祈り子として名乗り出たが、最終的には異世界のザナルカンド出身で帰るあてもないジェクトが祈り子としてその身を捧げることになる。

その際、ジェクトから唯一の心残りである息子・ティーダの後見人となるよう託されている。


しかし究極召喚が何ら根本的な解決となりえない欺瞞であると知った若きアーロンは、「ふざけるな!ただの気休めではないか!ブラスカは教えを信じて命を捨てた!ジェクトはブラスカを信じて犠牲になった!」と激しく猛抗議。その怒りのあまり、エボンの教えを根底で牛耳るユウナレスカへと刃を向け、あえなく返り討ちにあう。

瀕死のままガガゼト山を降り、キマリにユウナを護るよう託したところで力尽きる。


親友を失い事態も解決できないまま命を落とした後悔の念と、親友との約束を果たさねばという強い意思とにより、程なくして死人として復活。

そして本編へとつながり、ティーダをスピラへといざないながら、自らもまたユウナのガードとして旅に同行することとなる。


復活後は、多くを語らない落ち着き払った様子へと変わっている。

この世界の真実を若者が自ら見抜き、考えて行動して欲しいとの強い願いから、自らの経験やエボンの教えの闇をあえて誰にも語らず、ただ同行するだけの立場に徹していた。

なお死人にも拘らず年を取っているのは「そういうタイプの死人もいる」からとのこと。


本編終盤、『シン』が倒され役目を終えたアーロンは、満足そうな様子で異界へと還っていった。

その直前にも、ユウナを護ってくれたキマリの胸板を小突いて別れるなど、秘めたる熱さや義理堅さは最後まで変わらない様子。


「もうおまえたちの時代だ」


続編では異界での最終決戦において声のみでジェクト、ブラスカと共にヴェグナガンを止めようとするユウナらを励ました。

またとある条件を満たすと見れる「ギップルスフィア」の映像ではビーカネル砂漠でギップルと出会った様子が映されていてギップルに「世界を変えるのは大馬鹿だ」と言い語った。


外部出演

キングダムハーツ2

ヘラクレスの世界であるオリンポスコロシアムで登場する。

冥界の住人でハデスにヘラクレスを倒す為の刺客として呼び寄せられるが、彼の命令を拒否しソラ達の味方に回る。


デザインは原典寄りだがサングラスと右腕に装甲具を身に着けていない違いがある。


関連イラスト

FF10 アーロンremakeアーロン

アーロンおっさんそうに見えて35歳


関連タグ

ファイナルファンタジー10 FF10 KH2

ティーダ ユウナ ワッカ ルールー キマリ=ロンゾ リュック

ジェクト ブラスカ


カイエン・ガラモンド:正宗の使い手かつPTの年長者。「大切な二人を失ったことである女性に憎悪を抱く」という点がアーロンと似通っている。


セフィロス:同じく正宗の使い手。奇しくも「組織に所属していたが真実を知ったことで離反し、性格も変化する(原因は古代から生きていた女性)」という点がアーロンと似通っている。


『シン』はワッカだ

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