概要
伏黒恵の術式「十種影法術」において影を媒介にして召喚される式神のひとつ。
犬の姿をしており、額に紋様が刻まれている。手で犬の影絵を作ることで呼び出せる。
「白」と「黒」の二種類が存在する。
おもに鋭い嗅覚を利用して呪力探知に用いられる。
十種影法術の使い手には最初に2匹の玉犬が与えられ、他の式神を調伏することで手持ちの式神が増えていくらしい。
伏黒の玉犬も当初2匹存在していたが、「白」は作中で特級呪霊に破壊されてしまい、後に「黒」に能力が引き継がれ、狼を思わせる大柄な体躯に鋭い爪を持つ「渾」に進化した。