概要
金槌を使って五寸釘を飛ばし、刺さった釘から呪力を流し込む生得術式。主な使用者は釘崎野薔薇。彼女の祖母も使っていた。
芻霊とは形代、特に藁人形のこと。
釘が無くても尖った物体を使えばある程度代用は可能。
元が平安時代よりある由緒正しい術式ということもあり上層部が好む術式だとパンダが語っている
技
- 簪(かんざし)
基本的な攻撃法。
対象物に呪力を流し込み破壊する。
あらかじめ釘を刺しておけば呪力を流すまでのタイムラグは自在であるようで、時間差攻撃として有効。
複数本打ち込めば一度に大量の呪力を流し込むことができ、大木を倒すこともできる。
- 共鳴り(ともなり)
対象から欠損した一部に藁人形を重ね、同時に呪力を打ち込むことで対象本体にダメージを与える術式。
いわゆる丑の刻参り的な攻撃方法。
対象本体が離れていても欠片(呪力の断片)さえあれば遠隔攻撃が可能なため、単純ながら非常に便利である。
対象との実力差や、欠損部位の希少価値によって効果が変わる。
また、術式の際は基本的に藁人形を人型として使用しているが、人体等代用できる人型があれば藁人形である必要はない。